2023.10.05
こんにちは
インテリアコーディネーターの西山でございます。
よく「家は3回建てないと満足できない」と言われます。
それはなぜでしょうか?
家を何度も建てるなんて出来ない!
では、1回で満足する家を建てるにはどうしたらいいか?を考えてみましょう。
目次
その答えは「いいえ」と言いたい!
ですが、実際には「次に家を建てるなら、こうしたいなぁ」と思う事が少なからずあると思います。
それは、家の断熱などの性能などや、間取りだったり、外装、内装、設備などとても多岐に渡るります。
そこまで気が回らなかった事もあると思いますし、諦めた事もあると思います。
インテリアコーディネーターである私目線で、「次に家を建てるなら!」を少なくなるヒントをお伝えしていきたいと思います。
なぜ永遠のテーマかというと、予測や想像が出来ないから難しい。
とりあえず多めに造っておけばいいと思うのならいいのですが、収納がないのは怖いですね。
なぜならば収納が上手くいくと、家の中がスッキリします。
家の中スッキリしていると、掃除がとても楽になります。
また物をストレスなく取り出す事が出来ると時短にもなりますし、イライラも少なくなります。
するとこころの余裕が出来ます!
これは家づくりの大成功だと思いませんか?
こう問いかけると、「とにかく多く、もしくは大きく、そして隠せるように扉がある」という答えが返ってくる事があります。
もちろん正解なのですが、これではちょっと残念なのです。
敷地の大きさは限られてますよね?
という事は、家のサイズがある程度決まってきます。
そして資金も無限に使える訳ではないですよね?
資金が無限に使える方はや敷地にとても余裕がある方は、上記の答えで正解です。
そんな方は、なかなかみえないので現実的なお話をしましょう。
そして収納を大きくや多くしてしまうと、居住スペースが小さくなってしまいます。
リビングや寝室など少し余裕のあるスペースが欲しいですよね?
このスペースを圧迫してまで、収納を作るべきか?
間取りのお話をしていると、こちらがテーマになる事が多々ございます。
では!
どうすればいいのか?
まず大前提にいい収納とは、”取り出しやすく、片付けやすい”と言われます。
これは、取り出す(片付ける)までに、どれだけ手を動かすか?
使用頻度が高い物ほど、これが必要となります。
例えばですが、お塩を思い浮かべてください。
料理をする上で、使用頻度が高いと思います。
そのお塩が、踏み台を使用しないと届かない吊戸棚の奥の方に入っていたとします。
もちろんストックではありませんよ!
すぐに使用できるように瓶に入ったお塩です。
そのかわり、キッチンの上はほぼ物がなくスッキリしています。
でも、また使うから・・・と、徐々に出しっぱなしになります。
ひとつ出しっぱなしの物が出来ると、「まぁいいか・・・」とそれ以外の物も出しっぱなしになっていきます。
そうならないためには、このお塩をどこに片付けるのが正解か?
コンロか調理台のキャビネットの中。
しかもしゃがまずに取れる場所。
もしくは、調理台付近に常温保存するスパイスする棚やニッチ棚。
ここであれば、使用してもすぐに片づけると思います。
だからと言って、たまぁ~にしか使わない調味料を同じ場所に片付けると、その場所がどんどんごちゃついて使用しづらくなります。
奥行があれば、奥の方や別の場所に片付けるのが回避方法となります。
でも、これは言われなくてもやってるよ!と思った方が多いと思います。
頻度が多すぎて、必然とそうなっていくのでしょう。
これを他の収納にも活かしたいのです。
・外にだしておかない物は何か?
・それは主にどこで使用するか?
・大きさ(量)は?
・その物は増えていく?一定量?(※)
・場所毎で使用頻度の順位を付ける
※本やコレクションなどは増えていきます。日用品はストックが決まっていて使った買うので一定量。
これを考えると必要な場所と収納の大きさが見えてくると思います。
そして、できれば余裕のある計画をしましょう。
1つ出しっぱなしが出来ると増殖します。
これを防ぐ為や急な来客時のとりあえずの隠し場所。
生活スタイルが変わって何かが増える場合もあります。
こういった為にも、余裕は持たせましょう。
1段分ぐらいが目安でいいかと思います。
収納と一口に言っても、色々あると思います。
まずは、扉の有無。
私は、収納の扉がない場所があってもいいと思っています。
でも、これはそれぞれの考え方です。
それぞれの言い分があると思います。
・手前のスペースが有効活用できる。
・アクション数が減る。
・見えてるからこそ、整頓する。
・統一感があり、スッキリする。
・とにかく隠せる!
扉があるといい理由は簡単なので解説は省きます。
扉が無いといい理由を簡単に解説します。
扉の開閉範囲に物があると当然扉が開きません。
もちろん、それが無い方がすっきりとしますが、家具の配置に余裕が出来ます。
また、扉前に物を置き出すと、扉が開かないから使わない。
↓
どんどん前に置き出す。
という負のスパイラルになります。
これは、整理収納アドバイザーの中で出てくるものです。
その物を取り出す(片付ける)までの動きの数。
例えば
1、扉を開ける
2、その物を取り出す
扉が無ければ、2の物を取り出すという1アクションで済みます。
そんな1つと思うかもしれません。
でも片付けも同じなので、全てで2アクション減ります。
これが最初にお話した”取り出しやすく、片付けやすい”に繋がってきます
こちらもそのままです。
ごちゃごちゃに入れると、やっぱり気になっちゃいますよね。
間取りを考える際は「色んな角度から考えた使いやすい収納」を一度考えてみてくださいね。
これが上手くいくと「次に家を建てるなら・・・」の項目が減る事に繋がると思います。
皆様の家づくりが成功する事をお祈りしております。
ワダハウジング和田製材株式会社
・インテリアコーディネーター(171085A)
・ライティングコーディネーター(6202090)
・照明コンサルタント(425046-27)
西山志津江
家づくりは人生のうち一度あるかどうか。
どんな家がいいか、お金のこと、土地のことなど、わからないことだらけなのが当たり前です。
みなさん同じです。そういった場合は、まず専門家に聞きましょう。
ご来店またはホームページ、インスタDMなど、
お客様の使いやすい方法でご質問ください。
私たち住まいのプロが、お客様の疑問や不安に正直にお答えいたします。
しつこい営業は致しませんので、その点もご安心ください。
家を考え出す時は、まずは、イメージやデザインから興味を持たれる方が大半です。
しかし、家はイメージだけで決めてはいけません。
健康に快適な毎日を過ごすための確かな品質があってこそのものです。
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