2023.02.10
上棟当日は、朝一番に職人達と集まり、その日の注意事項やスケジュールの確認を行い工事が始まります。
工事が始まると、養生で掛けておいたブルーシートを剥し、材料を配り始めます。
この時、事中の材料等が足場の外に落ちない様に、足場に付いたメッシュシートを張ります。
準備が整った所で、番付で割り振られた、所へ柱を立てて組み立てを行います。
柱立が完了してくると、梁(はり)や桁(けた)と呼ばれる横向きに使う木材をクレーンで吊り上げ、1階の組み立てを行って行きます。
この時に、建て起こし(住宅の柱が垂直に立っているか)の確認を行い、仮筋かいと言う木材で固定して、骨組みを造って行きます。
組み立て完了に合わせて、2階に沢山の木材を搬入し、床下地や骨組みを組み立てる準備を行います。
2階も柱を立てて、1階と同じ様に工事を進めて行きますが、梁や桁が組終わる頃になると、2階で使う木材等をクレーンで搬入します。完了後に屋根組を行って行きます。
屋根組は、小屋・母屋・棟木(横向きに使う木材)と、束(短い柱)を組み立て骨組みを造って行きます。
完了後は、タルキ(屋根下地を支える斜めに使う木材)を設置して、屋根を載せる板材を留め付けます。
屋根の組立て工事を行う頃には、住宅の外壁に木の粉を固めた面材を打付け、壁の強度を上げて行きます。
屋根下地完了後は、防水材のルーフィングを敷き、上棟の大まかな作業が完了になります。
最後にブルーシートで雨養生をおこない上棟の工事が完了になります。
上棟は一日で沢山の木材を組み立てて、工事中の住宅の形が大きく変わる工程になります。
ここからは複数の業者が入り、完成に向けて協力して作業を進めて行きます。
土岐市で木を沢山使った住宅を建てるなら
ワダハウジング和田製材株式会社
・二級施工管理技士
・福祉住環境コーディネーター2級
植松達矢
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