新築工事中の住宅で、地震に強い丈夫な基礎が完成しました！

工事中の様子を紹介して行きます。

住宅基礎の骨組みが終わると、コンクリートの打設（流し込む工事）を行っていきます。

コンクリートの打設は、おもに２回に分けて行って行きます。

ベース（床下になる部分）の打設と、立上り（建物の土台を支える部分）の打設を分けて行います。

ベースの打設は、工事現場に沢山のコンクリートを運び、ポンプ車を使用して枠の中にコンクリートを流していきます。

まずは、外周の低い所から回し打ちをして行きます。

外周が硬くなる前に、住宅基礎の奥からコンクリートを流し込んで行きます。

この時に、棒状の振動する機械を使い、コンクリートに振動を与え、型枠いっぱいに充填する事で、丈夫で密実な基礎を造ってきます。

打設完了後は養生期間を置いて、型枠を組み変えて、住宅の土台を繋ぎとめる為、ボルトの設置を行っていきます。

設置完了後に確認を行い、次の立上り打設に工事を進めていきます。

立ち上がり打設の工事は、型枠の隙間にコンクリートを流し込み固めて行きます。

この時も機械で振動を与えて、しっかりと充填して行くのと、予定の高さになる様に、流し込む量を調整していきます。

全ての打設が完了すると、表面に軽く凹凸を付けて、レベラーと言う滑らかな材料を流し込み、基礎の天端（上の平らな面）の高さを揃えて行きます。

完了後は4～5日程養生期間を置いて、型枠を外し、天端を整えて、大まかな基礎工事が完了になります。

完了後は基礎内の配管などを設置して、上棟（建物を立ち上げる工事）の準備を進めて行きます。

ワダハウジング和田製材株式会社
・二級施工管理技士
・福祉住環境コーディネーター２級
植松達矢