2024.02.21
今回は壁紙(クロス)のご紹介です!
新築住宅で長く生活をしていると、壁紙やボードの継ぎ目が日々の小さな振動等や等を受けて壁紙の隙間が見えるようになってきます。
そんな見た目で気になる所も、構造的に問題はないですが、気になって直したい方も見えるはず。
そんな隙間の直し方(メンテナンスの仕方)を紹介して行きます。
新築住宅の壁紙工事は、職人が石こうボード下地の繋ぎ目にパテ処理(段差を少なくする処理)をして仕上げ工事では壁紙にのりを付けて伸ばしながら壁紙を貼り仕上げて行きます。
この時のつなぎ目の処理は壁紙同士を重ね、定規を当ててカッターでキレイに切り取り紙同士の繋ぎ目をローラーで押し当てて繋げる処理。
入角や枠の際など直角に曲がる所や、少しの隙間などは内装用コークを使い隙間を埋めて分かりにくく仕上げていきます。
お引き渡しが終わり、新築住宅で何年か生活をしていると壁紙の伸縮しで隙間が少し広くなる事や、子供がいたずらで壁紙を引っ張りめくってしまう事も。
そんな時に範囲の小さい物なら実は、ホームセンターで売っている材料を使い自分で直すことが出来ます。
手ごろな物では、「ジョイントコークMつや消しタイプ」と言う、内装用コークの商品があります。
写真は手持ちの似ている内装用コーク材です。
別メーカーの商品でも「ノンブリード」と「つや消し」の項目が付いていれば、近い仕上がりになります。
内装用コークは400~700円ほどの材料で、壁紙工事の職人も使う隙間埋め材です。
材質はゴムに近くて白や乳白・茶色や白木色の物など様々な色の商品があります。
壁紙によりますが、オススメの色はライトアイボリー(少し暗め)の色が、メンテナンスでは使用しやすいです。
使い方はキャップを取り、中の口元を先の方で小さく切り、少しずつ出しながら使います。
部屋の入角隙間には、壁紙の隙間に内装用のコークを塗り込みウエットティッシュで、はみ出た所を乾く前に拭き取り乾燥させれば補修完了です。
壁紙が少しはがれている所などは内装用コークを裏面に塗り、つなぎ目を合わせる様にローラーなどで押さえて余分な部分をウエットティッシュなどで拭き取り乾かすと補修できます。
上の写真で、はがれていた壁紙を直した写真です。
平らで凹凸のある所や少し壁紙が足りない所などは色を合わせた内装用コークを塗り、つまようじなどで跡を付けて模様を再現すると、分かりにくくする事が出来ます。
キレイに仕上げるコツはマスキングテープ等の微粘着テープをはり、コークがはみ出る部分を少なくする事。
隙間を埋めたい所に少しずつ内装用コークを出して拭き取りながら補修をすると汚す範囲を減らしてきれいに直す事が出来ます。
壁紙のはがれや汚れなどが大きくて直すのが難しいなと思う場合は、業者に頼む方法もあります。
その時は壁の途中で壁紙を繋ぐ事は難しいので、1室単位や入角から入角の間の面で張り替えを行う方法や、出隅でも見切り材を取り付ければ色を変えて部屋のアクセント等にする方法もあります。
大切な自分の住まい、定期的なメンテナンスをしっかりと行って、いつまでも長く住んで行きましょう。
瑞浪市の新築住宅で壁紙メンテナンスの事ならワダハウジング和田製材株式会社
・二級施工管理技士
・福祉住環境コーディネーター2級
植松達矢
2022.07.10 初稿
2024.02.21 改修
家づくりは人生のうち一度あるかどうか。
どんな家がいいか、お金のこと、土地のことなど、わからないことだらけなのが当たり前です。
みなさん同じです。そういった場合は、まず専門家に聞きましょう。
ご来店またはホームページ、インスタDMなど、
お客様の使いやすい方法でご質問ください。
私たち住まいのプロが、お客様の疑問や不安に正直にお答えいたします。
しつこい営業は致しませんので、その点もご安心ください。
家を考え出す時は、まずは、イメージやデザインから興味を持たれる方が大半です。
しかし、家はイメージだけで決めてはいけません。
健康に快適な毎日を過ごすための確かな品質があってこそのものです。
健康で豊かな暮らしができる家を建てる為に、知ってて良かったと言われる知識を盛り込んだ資料をプレゼントいたします。
お一組様1回限り、毎月5名様限定。
※プレゼントは、岐阜県土岐市・瑞浪市・多治見市・可児市・可児郡で建築予定の方に限らせていただきます。
This site is protected by reCAPTCHA and the Google
Privacy Policy and
Terms of Service apply.
Copyright©WADA HOUSING.