2023.10.21
可児市で完成間際の平屋住宅でキッチンの取り付け工事が完了しました。
完成したキッチン工事の様子を紹介して行きます。
目次
その始まりは上棟が終わってから1週間程経った頃です。
図面の取り付け高さを元に下地の位置を出して、木材を入れ取り付け時に必要な強度が出る様にします。
下地完了後は天井や壁の工事(造作)を進めて、造作工事が完了になる頃にキッチン本体の取り付けを行って行きます。
貼り終わったボードに取り付ける位置出しを行い、壁面に油汚れ等を落ちやすくするキッチンパネルを貼って行きます。
本体や収納の幅に合わせて貼り付けを行い、板の角に見切り材を取り付けて切り口等の処理。
パネルを貼った後は、吊り収納やフード等の取り付けを行って行きます。
キッチンの取り付けは複数の箱に分かれたキッチンを搬入して、現場での組み立てを行って行きます。
先に入れておいた下地に、吊り収納等を高さ調整をしながら取り付け開始。
基準になる収納を壁に取り付けた後は、クランプ(挟み込んで固定する道具)を使い収納同士を挟みネジで繋ぎながら、先に入れて置いた下地に取り付けて行きます。
吊り収納やレンジフード等の取り付けが終わると、キッチンの調理台などを取り付けて行きます。
運びやすいよう分けられた収納部分の組み立てが完了すると、収納の上には天板(器具を付ける加工やシンクが一体になった大きな板)を取り付けます。
今回は壁付けのL型キッチンでしたので、キッチンの曲がる繋ぎ目に特殊な材料を盛る様に塗り込みシッカリと硬化させていきます。
後日、完全に硬化した所で研磨を行いフラットに仕上げて天板を作る作業が完了になりました。
キッチンの外側にエンドパネル(化粧用の板材)を取り付けて、本体と各パネルのつなぎ目にコーキング(目地を埋める為のゴム材)を施工して水や汚れが入って行かない様に処理。
防水処理が完了するとコンロや水栓等の設備の取り付けを行って行きます。
完成後に一体になっているコンロ等は、取り付け用に開いた空洞に器具をはめ込みながら配線や配管等を繋ぎ、固定金具を締めて設置します。
くっ付いているように見えますが、交換する為に後からでも外せる仕組みになっていました。
完了後にキッチン本体とコンロの隙間に専用のカバーをはめ込むことで、ピッタリ収まり一体に仕上がっていきます。
シンク等の水回りに取り付ける水栓(水の出る所)や流す所は、挟み込み金具で収納の内側から金具をシッカリと締めて水漏れを起こさない様に取り付けます。
器具の取り付け後にはダンボール等で本体の養生をしてキッチン工事が完了です。
キッチン設置後は内部仕上げの塗り壁工事を行って行きます。
工事が進み住宅完成間際になると、給排水工事で器具と配管を接続して、すべてのキッチン工事が完了になります。
可児市で平屋住宅を建てるならキッチンにも詳しい
ワダハウジング和田製材株式会社
・二級施工管理技士
・福祉住環境コーディネーター2級
植松達矢
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