2023.12.15
こんにちは!
ワダハウジングの纐纈です。
ダニに刺された!
家に帰ると空気が悪い!
窓の結露を放っておいたら、カビが生えた!
子供の集中力が続かない!
寝たけど疲れがとれない!
せっかく家を建てるのに、こんな家だったらガッカリしますよね。
家族全員の心と身体がゆっくり休まり、健康で快適に暮らせる日々を送って頂きたいと常々思っています。
目次
木の家と健康を科学するプロジェクトが5年もかけて科学的に実証してくれました。
(九州大学 農学研究院、近畿大学、福岡女子大学、安成工務店、トライ・ウッド)
実験から分かったことは、森林の中で癒されるように、木の家にも視覚・嗅覚・触覚など五感に響く効果がある!
そして、「健康と快適」の秘密は・・・
木には「調湿効果」があり、湿度が高いときには湿気を吸収し、乾燥時には湿気を放出し、室内の温度を一定に保つ作用があります。
簡単に説明すると湿度に応じて除湿と加湿をしてくれる優れものです。
木から放出される「香り成分」はリラックス効果や殺菌作用があります。
木の香り成分は、細胞の破壊を抑える乾燥方法を行う事で、木を加工した後にも成分や効能が失われず、木の香り成分をそのまま残す事が出来ます。
ちなみに、木の乾燥方法には、自然乾燥、低温~高温での乾燥方法などがあります。
湿度が高過ぎると、細胞を破壊してしまうとともに、香り成分も失われるので注意が必要です。
※このブログは木の素材がもつ健康への有益性について科学的根拠を調べる事を目的として、平成24年から行われた林野庁の採択研究を参考にしています。
私たちワダハウジングの正式社名は和田製材株式会社です。
長年、製材業として木をあつかって来ましたが、あつかうだけでは木のも本来のポテンシャルを引き出せません。
なので、必死に木について勉強をしてきました。
匂いや香りなどは、人の感情や本能、記憶をコントロールする大脳辺緑系に作用し、さまざまな影響を及ぼします。
たとえば、ほのかな「木の香り」には心身をリラックスさせる効果があり、不安や緊張、イライラなどといった不快な気分を和らげる働きがあると言われています。
これは木から揮発する香り成分であるセスキテルペン類によるものです。
セスキテルペン類は、ある種のアロマオイル(精油)に多く含まれ、アロマテラピーではとても重要になっています。
その効果として、呼吸数の減少、血圧や脈拍の低下、さらにはゆったりと気分の落ち着いたときに現れる脳内のα波の増加が報告されています。
セスキテルペン類は自律神経系に作用することで自然な眠りを誘い、ストレスを癒すなど、人の健康に好ましい影響を及ぼすことが科学的に明らかになってきています。
木の家と健康を科学するプロジェクトが5年もかけて科学的に実証してくれました。
(九州大学 農学研究院、近畿大学、福岡女子大学、安成工務店、トライ・ウッド)
木の家と木を使ってない家では、4倍もやすらぎ効果に差が出るそうです。
木の家は、最大で4倍の香り成分を発しています。
ちなみに、香り成分は夏に多くて冬は少なめだそうです。
香り成分は湿度の影響を受けるので、このような結果になるそうです。
そして、木の家は築年数による香り成分の減少は確認されず、部屋の中の空気に含まれる木の香りが維持される結果も出ていました。
木から揮発する香り成分であるセスキテルペン類が半永久的に発生するそうです。
よって木の家に暮らすと落ち着く時間が持てるんです。
落ち着く時間が持てる木の家で暮らす事は、ストレス社会で生活している私たちにこそ必要だと思います。
少しでもストレス緩和になればと思います。
作業に集中している時や仕事の効率がUPしている状態は、緊張とリラックスのバランスが取れている状態だそうです。
「緊張しているか?リラックスしているのか?」
心理状態の変化を測定できるのが脳波計だそうです。
脳波はα波、β波、θ波及びδ波などに分類されます。
リラックスと緊張のバランスが取れた時に高いリラックス状態のα波とβ波が出ています。
そのα波のなかでもα2波と呼ばれる脳波が出ています。
α2波が出ている時の心拍数は、60~70拍前後で、収縮期血圧が110mmHg前後、拡張期血圧が80mmHg前後ぐらいであるらしいです。
ちょっと難しいですね。
木の家と健康を科学するプロジェクトが5年もかけて科学的に実証してくれました。
(九州大学 農学研究院、近畿大学、福岡女子大学、安成工務店、トライ・ウッド)
木の家と非木材の家とで比較しています。
実験結果:木の家は非木材の家に比べて最大で15%も誤解答が少なかった!
木の家で課題を行うとリラックスと緊張のバランスが取れた状態になるようです。
α2波が出ていた状態ですね。
木の家には気持ちを穏やかにする鎮静作用がある事が明らかになりました。
よって木の家は、非木材の家に比べて子供の集中力がUPするんです!
子供だって習い事や宿題、お手伝いなど忙しいですからね。
短期間で集中して行える環境があると沢山遊べると思います。
勉強も遊びも両立して欲しいですね。
モチロン大人も集中力がUPしますよ!
睡眠には深い眠りの「ノンレム睡眠」
浅い眠りの「レム睡眠」
2種類あります。
人は一晩にノンレム睡眠とレム睡眠を4~5回繰り返すそうです。
ノンレム睡眠には1~4段階があり、第3段階以上が深い眠りだそうです。
深い眠りの第3段階に入ると脳も体もしっかり休めるそうです。
この時が「ぐっすり寝た」と満足する状態のようです。
成長ホルモンは、睡眠中の夜10時~夜中の2時まで盛んに分泌されます。
これは「成長」だけでなく「細胞の修復」や「疲労回復」にも役立ちます。
又、皮膚や細胞の再生にかかわる「ターンオーバー」もこの時間に行われます。
よって、この時間を「美肌のゴールデンタイム」と呼ばれたりするんですね。
ぐっすり眠れた翌朝に、肌のハリや艶がよくなったと感じるのは、質の高い睡眠が「成長ホルモン」を充分に分泌してくれた証拠となります。
木の家と健康を科学するプロジェクトが5年もかけて科学的に実証してくれました。
(九州大学 農学研究院、近畿大学、福岡女子大学、安成工務店、トライ・ウッド)
木の家と非木材の家とで比較した資料です。
実験結果(8時間の睡眠中の各睡眠段階の合計時間)
木の家は、深い眠り(睡眠第3段階)は36分多かった!
木の家は、浅い眠り(レム睡眠)は18分少なかった!
という結果になっています。
木の家では、非木材の家と比べて事件期間中快適な温度や湿度が保たれていた事が良質な睡眠に繋がったようです。
木の家は、非木材の家に比べて36分間も深く眠れる!
さらに、浅い眠りが少なかった18分間を足すと…
合計54分間、睡眠の質が違ってきます。
たかだか54分と思いますが、睡眠は時間ではなく質が大事と言われています。
やはり、普段忙しい毎日を過ごしていると思います。
だからこそ、限られた時間の中で睡眠の質、睡眠サイクルを上げて、肌のハリや艶がよくなったと感じていただきたい。
「細胞の修復」や「疲労回復」にも役立てていただきたいです。
家の結露を防ぐ3つの重要なポイントを説明します。
1.換気
2.除湿
3.断熱
この結露を防ぐ3つのポイントは、ジメジメな雨の日にも効果があります。
じゃあ除湿器を動かせばいいの?
モチロンそうですが、除湿器に頼るばかりではありません。
木の家を建てる事でも除湿が出来ます。
木の家は雨の日でも快適に乗り切る事が出来ます!
木に調湿効果があります。
空気中に水蒸気が少なければ自ら放出します。
空気中に水蒸気が多ければ自ら取り込みます。
そうです。
木は除湿機能を備えているのです。
木の家と健康を科学するプロジェクトが5年もかけて科学的に実証してくれました。
(九州大学 農学研究院、近畿大学、福岡女子大学、安成工務店、トライ・ウッド)
夏と冬で、人が寝ている時の部屋の温度変化を調べた結果がありました。
実験の結果:木の家は、平均72%の相対湿度を保っていました。
(木の家の平均相対湿度:72%、非木材の家の平均相対湿度:83%)
木の家は、非木材の家に比べて、除湿効果があり、相対湿度が約10%低くなる!
そうなんです。
木の家のほうが、非木材の家に比べて湿度が低く保たれていたのです。
また、非木材の家では時間が経つごとに湿度が急激に高くなる傾向があります。
木の家でも湿度は少々高くなりましたが、非木材の家ほど急激ではありません。
このことによって調湿効果(除湿機能)がある事が分かりました。
木の調湿作用によって、室内の湿度が一定の範囲内に保たれることは、家の快適さに繋がります。
落ち着いて作業に取り組む?というのは、自律神経系は交感神経と副交感神経の2つの神経系で構成されています。
動いたり、緊張したり、ストレスを感じると交換神経が活発になります。
木の家と健康を科学するプロジェクトが5年もかけて科学的に実証してくれました。
(九州大学 農学研究院、近畿大学、福岡女子大学、安成工務店、トライ・ウッド)
木の家と非木材の家で、作業(課題)を行った時の自律神経の活動実験です。
結果:木の家は、興奮を示す交感神経の活動が最大14%抑制されています。
木の家は、リラックスを示す副交感神経の活動が最大で16%高くなっています。
集中して作業に取り組める状態は、緊張とリラックスのバランスが取れている状態です。
木の香りが自律神経系のバランスを保ち、集中力をUPさせる結果となっています。
上記の表は交感神経活動と副交感神経活動の動きを表した表です。
課題を12個行っています。
課題前から課題後まで含めると14回計測されています。
最初のうちはそんなに差はありません。
課題4あたりから木の家の方が興奮を抑えられ、リラックス状態が続いています。
非木造の家との差が開くばかりです。
やはり、皆さん忙しく毎日を過ごしていると思います。
だからこそ、限られた時間の中で落ち着いて作業に取り組みたいですよね。
木の家についてずっと書いてきましたが、木の家とは木造住宅の事です。
木造軸組み工法、木造枠組み工法、木質パネル工法などなど…
木で造られていれば木の家と定義しています。
画像はSUUMOさんより
木造軸組工法は日本古来の工法で、在来工法ともいわれます。
柱を立て、梁を掛けて、筋交いという斜めの補強材料をいれて家を建てます。
このように柱や梁、筋交いなどを使って、木を組んでいきます。
画像はSUUMOさんより
木造枠組壁工法は、戦後に北米から輸入されたツーバイフォー(2×4)工法が代表的です。
木製パネルと角材(2インチ×4インチ※)でつくったパネルで壁や床、天井をつくり、面を組み立ててできる6面体の構造で家を建てます。
※角材のサイズによって、ツーバイシックス(2インチ×6インチ)、ツーバイエイト(2インチ×8インチ)、ツーバイテン(2インチ×10インチ)などの工法があります。
画像はSUUMOさんより
木質パネル工法とは、住宅の床・壁などの構造体を工場でパネルとして、産したものを現場に運んで組み立てるプレハブ工法の一種です。
構造としては「2×4工法」と同じと考え方ですが、一番の違いは現場で造るのではなく、工場で加工したパネルを現場で組み立てる違いがあります。
しかし、本当にリラックスや癒しに効果があるのか?
木の家と健康を科学するプロジェクトが5年もかけて科学的に実証してくれました。
(九州大学 農学研究院、近畿大学、福岡女子大学、安成工務店、トライ・ウッド)
この実験は、生理学的手法を用いています。
後頭部におけるα波の振れ幅に木の香りが本当に影響があるのかを確かめたものです。
まず、対象となる方に木の家と非木材の家で課題を行ってまらいます。
その際、脳波の周波数成分の1つで、リラックス時にでるα波の振れ幅を観察します。
実験結果は?
木の家は、非木材の家に比べてリラックスを示すα波の振れ幅が最大17%高い!
このような結果になりました。
木の香り成分の大半を占めるセスキテルペン類の濃度が高いのが木の家。
(セスキテルペン類とは、植物のアロマオイルに多く含まれ、アロマテラピーではとても重要な物質)
やすらぎ効果や作業後の疲労回復効果が期待できる事が結果となりました。
皆さん忙しく毎日を過ごしていると思います。
限られた時間の中で疲労回復してほしいです。
梅雨時期はカビや食中毒が心配という声があります。
北海道と小笠原諸島を除く日本、朝鮮半島南部、中国の南部から長江流域にかけての沿海部、および台湾など、東アジアの広範囲においてみられる特有の気象現象をいうそうです。
5月から7月にかけて来る曇りや雨の多い期間のことで雨季の一種だそうです。
梅雨時期は、男性よりも女性のほうが多くの悩みやストレスを抱えているようです。
特に目立っていたのは、
・洗濯物が外に干せない
・カビや食中毒が心配
・髪の毛のセットに時間がかかる
などで、女性が男性の回答数を大きく上回る結果となりました。
家の中には無数の細菌が潜んでいます。
特に梅雨時に多くなるものもあります。
家の中には、カビや細菌といった目に見えないたくさんの微生物が存在します。
埃1gあたり、およそ10万個も細菌が含まれているそうです。
空気中の細菌を大量に吸い込めば、感染症になるリスクがあります。
そして、細菌が食べ物に付着する事もあります。
その細菌が増殖した食べ物を食べてしまうと食中毒になるリスクもあります。
黄色ブドウ球菌は、人や動物の皮膚、そして埃の中にも存在しています。
黄色ブドウ球菌は、食べ物の中で増殖しながらエンテロトキシンという毒素をつくります。
食べ物と一緒に食べてしまうことで食中毒になってしまいます。
菌自体は熱に弱いのですが、毒素になってしまうと100℃の熱で30分加熱しても無毒化されません。
さらに、この細菌が毛穴に入ってしまうと「おでき」などの肌トラブルになります。
とても厄介な存在なんです。
木の家と健康を科学するプロジェクトが5年もかけて科学的に実証してくれました。
(九州大学 農学研究院、近畿大学、福岡女子大学、安成工務店、トライ・ウッド)
この実験は、無垢の木材、塩化ビニル素材(一般的なクロスの素材)、コピー用紙を細かくしたものを使っています。
この3種類を滅菌した後、ビンに入れて黄色ブドウ球菌の菌液を添加して培養しています。
果たして実験結果はどうだったでしょうか?
無垢材は、塩化ビニルやコピー用紙に比べて2,000倍の抗菌効果がある!
このような結果になりました。
実験方法は、まずビンで18時間培養した菌を生理食塩水で洗います。
その後、菌が含まれた液を寒天培地に塗ります。
更に18時間培養した後のコロニー(生物集団)を比較したものです。
無垢の木材は、細菌のコロニーが0~2個!
塩化ビニル素材とコピー用紙は、細菌のコロニーの平均1,949個!
木の家に使われている無垢の木材は、黄色ブドウ球菌に対して抗菌効果がある。
すなわち、木の家は細菌の繁殖を抑える事ができると言えます。
そして、室内に無垢材を多用すると更に効果があがります。
細菌の発生を抑える為に、頻繁に掃除をするのはとても大変です。
木の家に暮らすと抗菌効果もありので、少々掃除の手間を省いても大丈夫だと思います。
「平均寿命」とは、年齢別の推計人口と死亡率のデータから推定したその年の0歳児の平均余命の事をいいます。
日本の平均寿命は、医療水準の向上や生活習慣の改善で伸び続けています。
その一方で「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」
これが、「健康寿命」といいます。
そして、「平均寿命」と「健康寿命」の差は
「日常生活に制限のある不健康な期間」を意味します。
平均寿命には、「悪性新生物(癌)」「心疾患」「脳血管疾患」による死亡率の改善が必要です。
平均寿命が延びても寝たきりの生活を送っている方も少なくありません。
人生の最後まで健康に過ごす為には、健康寿命を延ばす事が重要になります。
身体機能の低下や認知症などの予防を考えると、生活習慣や家の環境など個人で調整も可能なので、とても重要な部分ですね。
木の家と健康を科学するプロジェクトが5年もかけて科学的に実証してくれました。
(九州大学 農学研究院、近畿大学、福岡女子大学、安成工務店、トライ・ウッド)
高齢者施設を利用する高齢者8名(平均年齢78.1±7.3歳)を4名ずつ、木の家と非木材の家に分けて、3ヶ月生活してもらい、家の違いによって認知機能の変化を調べました。
果たして実験結果は?
木の家は、非木材の家に比べて4名中1名の認知機能改善がみられた!
認知得点16点から25点になり、正常値になった!
このような結果になりました。
人の大脳辺縁系の中にある「海馬」は記憶をコントロールしています。
嗅覚は海馬に直接信号を送る感覚といわれています。
海馬での神経細胞を促進する事で、認知機能が改善した事もあるそうです。
木の香り成分セスキテルペン類によって効果が得られた可能性が高いです。
やはり、皆さん老後も元気に過ごしたいですよね。
以上が忙しい家族が健康に暮らせる木の家の9つの効果になります。
家を建てるならやっぱり木の家ですね!
ワダハウジング和田製材株式会社
・一級建築士
・一級建築施工管理技士
・省エネ建築診断士(エキスパート)
・住宅外皮マイスター
・既存住宅状況調査技術者
・一般社団法人みんなの住宅研究所会員(会員番号:200019)
纐纈和正
家づくりは人生のうち一度あるかどうか。
どんな家がいいか、お金のこと、土地のことなど、わからないことだらけなのが当たり前です。
みなさん同じです。そういった場合は、まず専門家に聞きましょう。
ご来店またはホームページ、インスタDMなど、
お客様の使いやすい方法でご質問ください。
私たち住まいのプロが、お客様の疑問や不安に正直にお答えいたします。
しつこい営業は致しませんので、その点もご安心ください。
家を考え出す時は、まずは、イメージやデザインから興味を持たれる方が大半です。
しかし、家はイメージだけで決めてはいけません。
健康に快適な毎日を過ごすための確かな品質があってこそのものです。
健康で豊かな暮らしができる家を建てる為に、知ってて良かったと言われる知識を盛り込んだ資料をプレゼントいたします。
お一組様1回限り、毎月5名様限定。
※プレゼントは、岐阜県土岐市・瑞浪市・多治見市・可児市・可児郡で建築予定の方に限らせていただきます。
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