2024.11.03
こんにちは!
ワダハウジング・和田製材株式会社
注文住宅プランナー
加藤卓巳です!
11月、スポーツの秋ですね!
とはいえ、めっきり寒くなってきましたのでランニング・歩くのにも準備運動が必要です。
体を痛めては意味がないので・・・。
先月から、お客様に誘われて約2年ぶりに【卓球】をするようになりました。
中学生を相手にもしますが、久しぶりなのでなかなかついて行けません。
ですが負けずに一所懸命邪魔にならないように頑張っていきたいと思います。
体力づくり頑張ります。
(いつまで続くやら・・・・)
さて話は変わり、このブログをご覧いただいている皆様は、注文住宅をお考えの方も多いかと思います。
私の日々の業務は営業です。
営業(注文住宅プランナー)として、お客様とのお話の中で、注文住宅を建築していただくお手伝いをさせていただいています。
住宅建築業界に入ってからマンション事業や注文住宅建築事業に携わり、現在までの間に1800組を超える方々とお話をして参りました。
ここでは、その中で多くの方々から頂くご質問やご不安な事に対して、私がご説明しているアドバイスをお伝えしていきます。
もちろん持論満載でありますので、共感できる部分できない部分があるかとも存じますが、少しでもお役に立てて頂けると嬉しく存じます。
さて、今回は【注文住宅で防ぎたいお金にまつわるトラブル】についてです。
①見積書
②資金計算(注文住宅の計画)
③追加工事費
上記の3つはチェックするポイントです。
注文住宅の建設費で必ず目にする見積書について。
計上されている項目や内容が細分化されているかは、注文住宅会社によって違いがあります。
この見積書ですが、最初にチェックするのは【注文住宅の基本建設費】のベース仕様がどのようなものなのか? ということです。
弊社を例にしますと・・・・
注文住宅の建設費の中に確認申請費や設計料、現場管理料などの項目も別で計上しています。
(含んでいる会社もございます)
注文住宅の基準に関しては3LDK+畳コーナー UA値0.46以下 耐震等級3など一定の性能値も金額に含みます。
また、自然素材(珪藻土等を含んだ)の塗り壁、天井まであるのフルハイトドア、無垢の床材なども注文住宅の基本建設費に含みます。
少々宣伝みたいになってしまいましたが、各社このような【基準】を持って【注文住宅の基本建設費】を計算する場合が多いです。
(設計事務所に依頼するなど0から見積りを組み立てる場合は以外)
ですので先ずは【注文住宅の基本建設費】の中にどの程度の内容が含まれているかを、しっかり理解するようにして下さい。
(担当者にお聞きになってください。)
次にオプション工事費になります。
上記の【注文住宅の基本建設費】に含まれない物はすべて【オプション工事費】になります。
(下屋や平屋建工事など付帯工事などオプション工事費の内容を分ける場合もあります。)
オプション工事に関しては細かくチェックが必要になる項目になります。
要望が反映されているか?
数量は合っているか?
品番まで入っているか?
などの確認が必要になります。
また、見積書に関しては提示してもらう頻度も重要になります。
毎回提示してもらえるのが一般的ですが、提示頻度が少ない注文住宅会社もある為、予め提示頻度を確認してもらう事をおすすめします。
資金計算は、見積書と混同しがちですが外構費や諸経費など含んだ注文住宅にかかる合計金額を提示するものになります。
(見積書と資金計算を 1枚でまとめている建設会社もあります。)
ここでのチェックポイントは・・・・・
・必要になるかもしれない経費が予算取りしてあるか?
・外構費や水道工事費は、見積書等が添付された金額になっているか?
・銀行ローン、火災保険、登記費用など諸費用の項目に漏れがないか?
1つ目の必要になるかもしれない経費というのは、地盤改良工事費や産廃土処分費など、調査をしたり工事が始まってみないとわからない費用になります。
こちらは注文住宅の計画時に実際の金額が提示できない為、予算取りがされているかが重要になります。
もちろん費用負担がなければラッキーですが、必要になった場合は予想外の出費になってしまいます。
中には【調査後お見積り】や【都度お見積り】などの項目にされているケースもありますのでご注意ください。
2つ目は、見積書が取得できる場合の費用計上についてです。
外構工事費や水道関係の費用については、事前に見積書を取得することが可能です。
タイミングは注文住宅業者により異なりますが、できれば早い段階で提示してもらえると良いです。
特に外構費については、現場調査後思わぬ出費がかさんだり、仕上の外構分までの費用の見分が甘く思ったような外構にできなかったり‥.
注文住宅全体を考えた場合に、外構も提案してくれる注文住宅の会社を選ばれると失敗が少ないかもしれませんね。
3つ目は、住宅ローンなどの注文住宅とは別の諸経費になります。
住宅ローンの項目での注意点は、借り入れに関する保証料とつなぎ融資費用。
登記に関しては、住宅ローンの借り入れのタイミングにより登録免許税の減税が受けれない可能性があるので確認をしてください。
また火災保険についてはエコノミーという一番金額の低い商品で予算取りされている場合もあるので注意が必要です。
(保険についても確認が必要です)
最後に追加工事費についてです。
「請負契約後に金額が大きく上がってしまった」という話を聞いたり、WEB上で見られた事がある方もいらっしゃるかもしれません。
こちらを防ぐ方法は主に3つ・・・・
・そもそも打合せより請負契約先行の注文住宅の会社を選ばないこと
・上記の見積書、資金計算の注意点を留意し進めること
・万が一の出費に備える【予備費】を資金計算に計上すること
1つ目の請負契約先行については、正直お客様にとって何もメリットがないと考えています。
(個人的にですが)
打合せを進めていく中で金額の増減がありますし、申請する証明書なども変わってくるかもしれません。
そもそも打合せ前に、お客様のご要望が全て汲み取る事ができればベストですが、なかなか難しいと思います。
請負契約を打合せ前にする注文住宅の会社には理由を確認して不安を解消しておく事が必要になります。
2つ目は、前の2つでお伝えしました【見積書】と【資金計算書】の内容を十分留意しながら進めて頂く事になります。
3つ目は【予備費】です。
聞きなれない方も多いかと思いますが、この【予備費】を見ておくことが追加工事に対応する上で非常に重要になります。
特に請負契約先行の場合はより重要になります。
オプションが増えたり工事が始まってから分かる費用負担が、思った以上に大きくなる可能性もあります。
弊社では全ての打合せ後に請負契約を行いますが、それでも50万円~100万円程度の予備費は資金計算に計上させて頂いています。
今回は【注文住宅で防ぎたいお金にまつわるトラブル】をお送りしてきました。
注文住宅でお金のトラブルは、実に多くの方が経験されています。
トラブルひとつで楽しい注文住宅を建てるのが楽しくなくなってしまう事もあります。
「とは言っても、どんな資金計算が良いのか分からない」
「必要な費用の項目が分からない」などがございましたら、お話をお聞かせください。
あなたにあったアドバイスをご提供できればと存じます。
お金の事が安心できる注文住宅ならワダハウジングまでご相談下さい。
※詳しくはホームページやモデルハウスでの無料相談で承ります。
ワダハウジング:和田製材株式会社
・宅地建物取引士
・2級ファイナンシャル・プランニング技能士
・住宅ローンアドバイザー
・省エネ建築診断士
加藤卓巳
家づくりは人生のうち一度あるかどうか。
どんな家がいいか、お金のこと、土地のことなど、わからないことだらけなのが当たり前です。
みなさん同じです。そういった場合は、まず専門家に聞きましょう。
ご来店またはホームページ、インスタDMなど、
お客様の使いやすい方法でご質問ください。
私たち住まいのプロが、お客様の疑問や不安に正直にお答えいたします。
しつこい営業は致しませんので、その点もご安心ください。
家を考え出す時は、まずは、イメージやデザインから興味を持たれる方が大半です。
しかし、家はイメージだけで決めてはいけません。
健康に快適な毎日を過ごすための確かな品質があってこそのものです。
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