2022.10.26
こんにちは。
ワダハウジングの鈴木です。
今回は、【気密性が高い住宅】についてお話しますね。
最近、住宅情報誌や折り込みチラシ等で「気密性が高い」、「住宅の高気密化」、「高気密住宅」という文言を目にしませんか?
簡単に説明すると、住宅の隙間を減らして密閉性を高めることを意味します。
気密性が高い住宅には、様々なメリットが得られます。
例えば、気密性が高いと室内に空気が留まる為、暖まりやすく、少しの暖房でも十分に室内温度を上げられます。
暖房をフルに動かす必要がない為、電気代や燃料費などを安く済ませられます。
また、廊下や洗面所、お風呂場、トイレなど、室内以外にも隙間風が入りにくい為、暖かい室内との温度差も大きくなりません。
暖かい場所から急激に寒い場所へ移動した時に起こる『ヒートショック』のリスクも軽減出来ます。
※ヒートショックとは、血管が寒さで収縮して血圧が一気に上がり、意識を失ったり心筋梗塞などを引き起こしたりする症状のことで、高齢者や生活習慣病などの持病を持つ人は発症しやすい為、家族に該当者がいる場合は住宅の気密性を高めておくと安心です。
反対に気密性が低いと外気が室内に侵入しやすくなり、夏は暑く、冬は寒い家になってしまいます。
気密性が高い住宅であれば室内の空気が漏れにくく外気も侵入しにくい為、省エネルギーで快適な住環境を維持することが出来るのです。
但し、気密性が高い住宅は、空気と湿気が動かず、結露、腐朽菌につながります。
また、住宅の劣化を促進し、その被害は衣服や人体までに影響すると考えます。
したがって、前回のブログに記載した【換気】も大切です。
ワダハウジング
宅地建物取引士
鈴木章裕
家づくりは人生のうち一度あるかどうか。
どんな家がいいか、お金のこと、土地のことなど、わからないことだらけなのが当たり前です。
みなさん同じです。そういった場合は、まず専門家に聞きましょう。
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