2022.05.10
新築住宅の造作(壁や棚等を作る)工事が完了すると、内装を仕上げる左官工事が始まります。
内部左官は、天井や壁に仕上げ材を塗る工事を、主に行って行きます。
塗り壁を塗る前には、壁のつなぎ目やボードを止めるネジなどにパテ処理をしていきます。
これは、ネジ穴や、つなぎ目の段差に隙間埋め材を施工して、仕上げ材を塗った時の凹みを無くします。
つなぎ目には網目テープを合わせて使い、材料の動きで起こる割れを軽減して行きます。
仕上げ材は、天井から塗り始めて、最後に壁の仕上げ塗を行っていきます。
職人が手作業で鏝と鏝板を使い仕上げて行きます。
材料を塗り付けて、模様を付けながら順番に塗って仕上げて行きます。
各部屋の塗り壁が終わると、乾燥させる期間に入ります。
塗ってから2日から3日の時間を掛けて水分が抜け、硬化して行きます。
この時に材料が引っ張り合う為、塗り壁同士がぶつかる面は1日以上開けて割れを少なくする様に塗って行きます。
塗り壁完了後は濡れたハケで、枠等に余分についた材料を拭き取り、シッカリと乾燥させて工事完了になります。
内部完了後は、外部の左官工事を行い基礎や玄関の仕上げ工事を行って行きます。
左官工事完了後は設備器具や建具などの取り付けを行って行きます。
ワダハウジング和田製材株式会社
・二級施工管理技士
・福祉住環境コーディネーター2級
植松達矢
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