2021.11.29
こんにちは!和田浩志です
今日は、せっかく新築で注文住宅を建てたのに、どうして冬は寒い家・夏は暑い家になってしまうのか?、というお話をいたします
ここのところメッキリ寒くなりました
今朝などは、気温マイナスになったようですね
寒いはずです
寒くなると住宅内の事故として、ヒートショックでお亡くなる方が増えてきます
ここのところは、年間で約1万9千人ほどいらっしゃるそうです
年間の交通事故死者数が、約4千人といわれていますので、その約4.7倍もの人たちが毎年ヒートショックで亡くなっているのです
驚きです!
浴室で死亡した場合は、溺死(できし)としてカウントされるそうですが、その主な原因はヒートショックです
これもやはり、住居の断熱不足が原因で発生しているのです
一方、夏は夏で日本の夏は暑すぎます!!
年々暑くなってきているイメージがあります
しかも危険な”熱さ”になってきています
今年は、東京オリンピックが開催されましたが、参加外国人選手らから”熱すぎる!”とクレームが出るほどだったそうです
BBC NEWSより
また、国内でも毎年熱中症で搬送される人も後を絶ちません
熱中症で救急搬送された人の発生場所は、”住居内”が最も多いらしく、全体の約40%だそうです
どうしてここまで、”家の中”でこんなことが起きてしまうのでしょうか?
古い家ならまだしも、驚くことに新築で建てた注文住宅でさえこんなことが起きている事実があります
どうして新築なのに、冬は寒い家・夏は暑い家なってしまうのか?
その原因は、この表から読み取ることができます
この表は国が定めたものです
タテ軸「住宅の断熱性能水準」
ヨコ軸「気候で分けた地域区分」
では、少しこの表を解説してみましょうか
数字は苦手という方はご安心ください
カンタンにわかるように解説いたします
イメージだけわかれば大丈夫です
順を追って解説していきます
まず、この表の中の数字(0.48とか)を見てください
これは、住宅の断熱性能の値です
数字が小さいほど断熱性能が高く、夏すずしく・冬あたたかい家なります
つまり、数字が小さいほどよいということです
次に、ヨコ軸の「気候で分けた地域区分」です
国が、全国の地域を気候により1~8(8は沖縄)まで区分をしました
左へいくほど寒冷地です
私たちの地域でいうと、5地域は土岐市・瑞浪市・御嵩町、6地域は多治見市・可児市と区分されています
ここまでは、これだけ理解していただければ大丈夫です
では、なぜ日本の住宅内では熱中症やヒートショックが多く起こってしまうか?、という理由をいいます
それは、現代の日本家屋の9割以上が最上段の「平成28年省エネ基準」より悪い水準のままだからです
なおかつ、現在建てられている新築もまだまだこれくらいの水準で建てられている家が多くあるからなのです
ビックリするような事実です
それでは、熱中症やヒートショックになりにくい家にするにはどのあたり適切なのか?
それは、下から2段目の「HEAT20・G2」あたりの水準にするのがよいでしょう
少なくとも、下から3段目「HEAT20・G1」くらいの水準にする必要があります
HEAT20については、別の機会で説明しています(こちらをクリック)
「HEAT20という民間団体が策定した高い基準がある」とだけ覚えておいてください
あっ!それと、この表の中の数字を住宅の断熱性能のことといいましたが、この数字のことをUA値(ゆーえーち)っていうんです
最近ではよく聞かれるようになりましたね
工務店へご相談に行かれたときは、「御社の建てる住宅のUA値(ゆーえーち)を教えてください」と聞いてみてください
そしてこの表と照らし合わせてみてください
参考になりますよ
いまどき、この数字を答えられなかったらその工務店さんはヤバいです!
詳しくお知りになりたい方は、見学会へご参加くださるか、モデルハウスへご来場ください(どちらも事前ご予約制)
スタッフが詳しく説明いたします
もしくは下のフォームから無料個別相談へお申込みください
こちらは、私・和田が詳しくお話させていただきます
今日も最後までお読みくださって、ありがとうございました!
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高気密高断熱と自然素材で心癒やされる健康的な暮らしをお届けします
100年の歴史から
素材を目利きしてきた
代表取締役/一級建築士/省エネ建築診断士/住宅ローンアドバイザー
和田浩志
1棟1棟、しっかりとした家づくりのために、お受けできるのは月2棟までとさせて頂いています
施工エリアは、土岐市、瑞浪市、多治見市、可児市、御嵩町とさせて頂いております
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おかげさまで100年
ワダハウジング
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家づくりは人生のうち一度あるかどうか。
どんな家がいいか、お金のこと、土地のことなど、わからないことだらけなのが当たり前です。
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