2022.01.05
こんにちは!和田浩志です
今日のお話は、前回の続き「家の工法」のお話です
今日は 第3回目
興味のない方は 読み飛ばしてくだささって大丈夫ですが、できるだけわかりやす~く説明しますのでできることなら最後まで読んでみてください
家選びにはかなり重要な情報ですので
工法というと、家を強くする地震に強い、というイメージがあってパワーを感じますね
以前、耐震等級3のお話をしましたが、私たちとしては強い家をつくる努力をおこたることなく、みなさんに安心して住んでいただける強い家をお届けしています
前回のお話の最後に、木造在来工法と2×4工法が残りました
もともと2×4工法は、北米カナダから輸入されたパネル工法で、素人でもノコギリカナヅチがあれば建てられる工法として普及してきました
つまり、熟練の職人がいらない分コストを抑えることに向いているというわけです
また、実は木造在来工法もコストを抑えることに向いているのです
日本で一番普及している住宅工法は木造在来工法で、日本で一年間に建てられている新築住宅の4割弱を占めるほどになっています
最も普及しているからこそ良質な資材が安く手に入り、将来の事を考えてもリフォームする時、特殊な資材を使う必要がありませんからお値打ちにリフォーム工事を行うことが出来るわけです
そして、普及している工法ですから、職人も数多くいる点でも有利です
木造在来工法と2×4工法を比較して、優劣をつけるのは難しいところです
妙な例えかも知れませんが、骨格で身体を支える人間や動物、硬い殻で身体を支える昆虫やカニとの違いに良く似ています
ただ、強度を保つため壁のバランスが優先される2×4工法は、柱さえ残せば何とでもリフォームが可能な木造在来工法と比べて、気軽に間取り変更などが出来ません
2×4工法は、壁の配置バランスが崩れると極端に建物が弱くなってしまうからです
その他には、
安いのは良いけれど強度は保たれるの?
地震が来ても大丈夫?
という点からも比べなければなりません
これには、地盤の強度をしっかり調査して、それに対応した地盤対策を行うのはもとより、
地震対策を兼ねた骨組み設計
しっかりした施工
維持管理のしやすさ
維持管理にかかる費用
などという要素が複雑にからみ合ってきます
10年後に東日本大震災のような地震が来ても、耐えられなければならないのです
それには、材料そのものの強さ接合部の強さなどが重要になります
例えば、木造在来工法の骨格をなす柱には、十分な精度と強度が要求されます
私どもでは、1階から2階の屋根まで一本で支える柱(通し柱)の太さは、12センチ以上の国産ヒノキ材を使用しています
しかも、よく乾燥し安定した強度を持つ木材を使用します
こうした木材は、100年近く強度を保ちながら建築物を支えている例などもあります
また、そうした強い柱が東日本大震災のような強い揺れでも基礎から抜けてしまわないよう、
基礎と土台をしっかりとボルトで固定したり、柱と柱、柱と土台、同士をつなぐ強力な緊結金物を使うなど、構造強化対策を採り入れています
こうした点は、住宅工法を選ぶ上で絶対に見逃せない項目です
また、スジカイという強度部材を入れた耐力壁を専用ソフトを使ってバランス良く配置するのも、耐震設計をする上で欠かせません
そして、1階と2階の壁や柱をいかに揃えて(直下率と言います)間取り設計を行うかも、見逃せない重要な点です
以上の事は、地震対策として非常に重要なことなのですが、建築基準法という法律や技術基準などには、最低限必要なことしか定められていません
法律に書かれていないからと言って、少々耐力壁のバランスが悪くても、
お客さまの要望が最優先だから、家の強度を損なう間取りで工事を引き受けてしまってよいのか?
よいわけがありません
実をいうと、技術基準以外の部分、つまり会社としての考え方や方針・ポリシーの方が、工法よりも重要なのかもしれません
場合によっては、お客さまの要望が叶えられないケースもありますが、お客様の安心安全を第一優先するという会社としてのポリシーです
最後は工法から少し離れてしまいましたが、こうした「考え方」なども、家選びの参考にしてみてくださいね
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今日も最後までお読みくださって、ありがとうございました!
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代表取締役/一級建築士/省エネ建築診断士/住宅ローンアドバイザー
和田浩志
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