こんにちは！

土岐市の工務店、ワダハウジング 和田製材の和田浩志です

 私は、材木屋上がりの工務店社長なので、いつも自然素材の良さを力説しています。

木の家をつくる工務店社長なので、自然素材の良さをアピールしたいんです。

そうは言っても、どんなものでもメリット・デメリットはつきものです。

そんなことで今日は、私たちが内装の天井・壁仕上げに使用している自然素材「天然の土壁塗り」について、メリット・デメリットをご紹介します。

 

こちらは、珪藻土などの自然素材を混ぜ合わせたものです。

よくお読みななって、参考にしてみてください。

この天然の土壁塗りは、次の５つの自然素材を独自ブレンドして出来ています。

宮城のゼオライト

卵の殻

米国産の珪藻土

岡山の石灰石

千葉のつのまた糊（のり）

 

まずは、メリットには何があるかお伝えしますと、

①湿気を調節する機能がある。
珪藻土やゼオライトの細かな気泡が空気の調湿を自然にしてくれます。オーナー様の声として「室内の空気がスッキリしているわ」などのお声を頂いています。

 ②脱臭・消臭機能を併せ持っている。
オーナー様の声として「焼肉をやった後でも臭いがすぐ消えるよ」といったお声がよく頂いています。

 ③火に強い。
土なので基本的に燃えません。だから、火には強いです。逆に、ビニールクロスは燃えると有害物質が出てしまいます。

④土塗り壁なのにボロボロ落ちてこない。
天然の糊（のり）をつなぎ材につかっているので、昔の土壁のようにボロボロ粉が落ちてくることはありません。

 

続いて、デメリットです。

①シミになりやすい。
万が一ソースとか醤油が付いたらシミになってしまいます。吸水性が良いことがアダになっています。しかし、この素材は重ね塗りができるので、補修は比較的に容易です。

②地震や道路からの揺れでヒビ入ることがある。
地震でなくても、木造住宅は多少揺れるので、それに伴い壁面・天井面にヒビが入ることがあります。これについては、ビニールクロスも同様にヒビになることがあるので、どっちもどっちでしょうか。

③手でなぜるとザラザラする。
これは好みにもよりますね？逆に「味わい深くて良い」とおっしゃる方も多くみえます。

④見た目の仕上がりが一件一件異なる。
一件一件左官の職人が塗るので、塗りムラは職人の腕に依存します。手作業でコテ塗りしているので、人により均一性がマチマチでムラになりやすいです。しかし、こちらも逆に、「いかにも職人が塗ったという味わいが出ていて、むしろ良い感じですね」とおっしゃる方が多くみえることも事実です。

 

ざっと挙げるとこんな感じです。

どんなものでも、メリット・デメリットはあります。

私の結論は、ズバリお勧めです！

なぜなら、自然なものは身体に良いからです。

多くの方にとって、「健康」は最優先したいことではないでしょうか。

家づくりにとって大切なことは、「器の断熱性・耐震性を協力高める」「人に触れる内装には無垢材や自然素材をふんだんに使う」が両輪だと考えます。

これ、家づくりの本質だと思います。

やはり私、ＰＲをしていますね？

仕方ないです。

工務店の社長ですから。

 

最後までお読みくださり、誠にありがとうございます！  

 

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和田製材株式会社
代表  和田浩志
代表取締役／一級建築士／省エネ建築診断士／住宅ローンアドバイザー

 

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