瑞浪市で窓の性能がよく高性能住宅を建てるならワダハウジング

寒い日がつづきますね。
我家は古い家ですので寒さが身に沁みます。
暖房代がかさんで大変です。

どうすれば、この危機？を乗り切れるのかなと思っていたら、節電対策セミナーの文字が・・・さっそく参加しました。 

節電の為には３つの方法があります

①「消費電力を減らす」

使わない電力は消す、これが一番です。
見てないテレビは消す。
使っていない部屋の電気は消す。

こちらはこまめにやっていくとかなりの電気代節約になります。

②「電気の使う時間をずらす」

一般的に利用する時間ではなく、夜間に電気を使うほうがお得になる。

今は、各業種が電気業界に入ってきています。
電気のタイムシフトをすると有効になる場合があります。

お値打ちなところを探して乗り換えるのも手です。 

③「電力を切り替える」

こちら省エネ家電製品へ買い替える。
電気を使わない消費電力の小さな機種に変える。

我が家は家族が多かった祖父母がいた時からの一升炊ける炊飯器を使用しています。
家族が少なくなった今、新しい3合炊きの炊飯器にすればその分電気の節約になります。 

つぎに住宅の構造についての話です。 

「冬の省エネ・暖房は住宅の性能が大きい。」と言われました。

断熱・気密性能が高い住宅なら暖房はエアコンがいいです。
部屋の間取りにもよりますが、ほぼ1台で空調ができます。

断熱性の低い住宅なら、（我が家がそうです。）
隙間が多い住宅は穴の開いたバケツに水を入れるのと同様のエネルギーロスになります。

「どこから暖気がもれるかを知るといいですね。」と言われましたが、我が家のように古い住宅は全体が寒いとしかいいようがなく「どうしたらいいねん！」とつっこみたくなりました。

たぶん、セミナーの先生も皆の声はわかっているのでしょう。
このような問題をだされました。

【省エネに関する問題】

戸建の住宅において、冬の野外に逃げ出す熱の経路を大きい順番にならべて正しいものを１つ選びなさい。（こちら、家庭の省エネエキスパート検定の問題から出題。）

①屋根 → 換気 → 開口部（窓）→ 外壁 → 床
②開口部（窓）→ 換気・外壁 → 床 → 屋根
③外壁 → 開口部（窓）→ 換気 → 床 → 屋根

【省エネに関する問題の答え】

②開口部（窓）→ 換気・外壁 → 床 → 屋根　です。

日本の住宅は風がとおるように設計された家が多いせいでしょうか、住宅に入ってくる寒気は窓からが一番入ってきます。

『窓を制する者は省エネを制す！』

省エネの鉄則にこんな言葉があるそうです。
今、家を建てられる方の窓の多くは2重サッシや3重サッシになり、外気が入ってくるのは昔の窓に比べて少なくなります。

注文住宅を建てるなら窓の対策をたてると寒気がぜんぜん違ってきます。

と、ここまで聞いて窓の種類と性能について知りたくなりました。

窓の種類

窓にはいろいろな種類があります。

【引き違い窓】

左右2枚のガラス戸をスライドして開閉する窓。どちら側を開くことも出来、換気・採光に有効です。

【横すべり出し窓】

窓の軸がスライドし、下側を外に押し出して回転するように開閉する窓。窓の横方向の上側を軸とします。

【縦すべり出し窓】

窓の軸がスライドし、左右どちらか一方に回転するように開閉する窓。窓の縦方向の片側を軸とします。

【片開き窓】

左右どちらか一方に開閉するタイプの窓。最も一般的な形式で、通風・採光に有効です。

【両開き扉】

左右2枚のガラス戸が開閉するタイプの窓。大きな開口が得られますが、網戸の取付けに工夫が必要です。

【引込み窓】

窓枠の片側の壁に戸袋が設けられ、開けた窓をそこに収納することで見た目もすっきりする。

【突き出し窓】

ガラス戸の上を軸に下側を外に押しだして開くタイプの窓。雨が降っても、直接室内に入り込まない利点があります。

【内倒し窓】

ガラス戸の下を軸に上側が室内側に倒れるタイプの窓。不透明なガラスにすると、室内を覗かれにくい利点があります。

【外倒し窓】

内側には開かず外側に倒して開ける窓の事です。

【ルーバー窓（ジャロジー窓）】

ガラスルーバー窓の商品名。ガラスのルーバー(可動式の数枚の羽根板)をハンドルなどで開閉する窓。トイレや浴室で多く用いられます。

【上げ下げ窓】

上下に動かして開閉する窓。上部がFIX窓で動かないものと、上下別々に動くものと、上下が連動して動くものがあります。

【FIX窓（はめ殺し窓）】

採光・眺望を目的としてガラスを窓枠にはめ込んだ開閉できない窓。デザインや大きさは自由で飾り窓的な要素もあります。＝「はめ殺し窓」

【高窓】

天井に近い高さにある窓。採光・換気に非常に有効ですが、開閉方法を考慮する必要があります。＝「ハイサイドライト」

【出窓】

壁より外側に張り出した窓。張り出した部分は法規上の床面積に入らないので、床面積が充分にとれない場所に広がりを与えられます。

【地窓】

床面に接した低い位置にある窓。室内を対角線に向き合う高い位置の窓と組み合わせると自然換気にとって有効です。

【掃き出し窓】【テラス窓】

床面に接した窓。出入りが自由なため庭やテラスに面した場所に取付けます。本来は掃除の際にほこりを掃き出すための窓です。

【トップライト】【天窓】

屋根に取りつける窓。小さな面積で効率よく明かりを取り入れることができます。

など多数あります。

使う場所や用途によって窓の設置はきまります。

 窓の性能

つぎに窓の性能についてです。

日本では窓はアルミサッシが一般的です。
しかしこれは世界の非常識といわれています。 

アルミは軽くて丈夫であるため、耐久性に優れています。
しかしアルミそのものが熱を伝えやすい素材であるため、結露しやすい窓となってしまいます。

環境大国、ドイツでは断熱性能にすぐれた樹脂サッシが当たり前。
ドイツだけではなく他国では樹脂サッシが一般的です。

そんな樹脂サッシにもデメリットがあります。

樹脂は紫外線に弱いという弱点があり、使用箇所、状況によっては劣化が早くなってしまいます。
アルミサッシに比べると金額がお高くなります。

そのデメリットを余りあるだけの断熱性能があります。
これから先の地球温暖化のことを考えると、断熱・気密性能をふくめた窓をおススメします。 

窓の性能について一般社団法人 日本サッシ協会さんはこのように定めています。

窓の性能は、住宅性能表示のほか環境問題等で要求される項目及び等級があるそうです。
JISや建築基準法等多岐にわたり定められています。

 一般社団法人 日本サッシ協会の窓の性能10項目

【耐風圧性】

強風など内外からの力に対してどの程度耐えられるかを示す性能。

【水密性】

屋内への雨水浸入をどの程度防げるかを示す性能。

【気密性】

サッシのすき間からどの程度の空気の出入りがあるかを示す性能。

【断熱性】

屋内の熱移動をどれくらい抑えることができるかを示す性能。

【遮音性】

屋内・外への音の出入りをどの程度遮ることができるかを示す性能。

【防火性】

建築物の火災の拡大や類焼を防止し、火災に対する安全性を表す性能。

【防露性】

建具室内面およびガラス表面における結露発生を抑える性能。

【遮熱性】

日射などによる熱量の侵入・放出を遮る性能。

【バリアフリー】

高齢者や身障者などの移動・介助に対する幅員・段差・手すり設置などの配慮の度合い。

【防犯性】

侵入行為に対し、侵入を防ぐことができる抵抗力の性能。

窓を制する者は省エネを制す。
すなわち節電＆暖かい家で過ごせることで体にも安心でエコにもなります。

自分の家族と大きいことを言いますが地球を守るため、考えていきましょう。

ワダハウジング和田製材株式会社
篭橋和子