2023.05.06
注文住宅でも100%希望が通る訳ではありません
こんにちは。
インテリアコーディネーターの西山でございます。
よく、「注文住宅を建てる際に気を付ける事」というテーマで書かれているSNSなどを目にします。
そこでよく言われる一つがコンセントだと思います。
本当にその通りだと思います。
ちょっと多かったかなぁ・・・ぐらいがちょうどいいのかもしれません。
本当に多すぎると壁が汚くなるので、加減も必要です。
考え方は以前のブログを参考にしてみてください。
さて今回は!
コンセントには付けれる場所と付けれない場所があります。
あくまで木造の注文住宅の場合ですが参考にしてみてください。
コンセントや照明器具を取付ける指示書になっているのが「電灯コンセント図」と言います。
だいだい略して「電気図」と言ってしまいますが・・・
この名前も注文住宅を建てる会社さんごとに違いますが名前に「電」と入っている図面はあるはずです。
壁の中に×や/を四角で囲っている物が入っているかと思います。
こちらは、柱と間柱(柱と柱の間に入っている少し細い柱の事です)といい、この周辺にコンセントを取付けします。
なぜか?
電柱から引っ張ってきた電線を壁の上方から注文住宅の屋根裏に引き込みをします。
その電線は、分電盤(ブレーカー)を通りコンセントなどに繋がっていきます。
その電線は、どこかに固定をしなければいけないルールになっています。
もちろん安全な為です。
そこで柱の出番です!
柱に固定をしていくのです。
そしてコンセントの裏にはボックスと呼ばれる小さな箱がついています。
このボックスも柱に固定しています。
このボックスが設置出来ないという理由から引き戸の引いてくる裏もNGです。
一見、他と変わりないただの壁なのですがね。
こんな裏事情があり100%希望の位置に取付不可な場合があります。
全て見極めて希望をお教えください!なんて言われるとわからないと思います。
ですので、とにかく欲しい場所だけきちんとお考え下さい。
取付NGな場所の場合は、近くの大丈夫な場所をご提案いたしますので、ご安心ください。
ワダハウジング和田製材株式会社
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西山志津江