2025.01.21
多治見の現場で行った、住まいの塗り壁仕上げ工事の様子を紹介です!
造作工事完了後の住まいを仕上げる間際の様子を紹介です。
住まいの形を作る造作工事で壁や床・天井などの組み立てが終わると、棚等の作り付け家具を取り付けてから、仕上げの塗り壁の準備を開始します。
電気設備を付ける為の穴あけや、キッチンの取り付けを行い塗り壁の工事へ。
塗り壁を仕上げる前の壁は、壁材のせっこうボードの色が見えていて少し狭く感じるのですが、塗り壁の工事を進めると部屋の印象が変わります。
壁ボードの継ぎ目や板を止めるネジ穴のパテ埋めや、繊維テープの塗り込みを下地がなだらかになる様に行い、仕上げの塗り壁材を平らに塗る準備。
天然マテリアル(珪藻土を主材として様々な自然素材をブレンドした塗り壁材)を壁に塗り仕上がると、壁が白く明るい印象になり、部屋の雰囲気がボード材の時と比べて少し広く感じる様になります。
塗り壁完了後は仕上げの設備器具や建具付け、トイレや照明・扉などを取り付けていく事で、次々と生活空間が完成して行きます。
照明器具の取り付けが終わり天井まである扉を吊りこむ事で、室内の色が増えてより部屋の印象に。
さらに器具や建具の取り付けが完了した住まいの部屋を見に行くと、1部屋ごとの雰囲気を感じられます。
天井まである建具の扉を開けた時には、さえぎる物がなく部屋の奥まで見えて、とても抜け感のある雰囲気を楽しむ事が出来ます。
器具の取り付けはトイレやペーパーホルダー・手すり・洗面化粧台などの水道設備や、ダウンライトなどの照明器具やスイッチ・コンセントなどの電気設備を、壁や天井・床に設置。
設備の取り付け後、実際にキッチンやトイレなどの前に立ってみると使う際の距離感がつかみやすくなり、生活をする時のイメージがわいてきます。
仕上げの取り付け工事が終わると、工事中のホコリや傷からムク床を保護していた床の養生をめくり、クリーニング。(工事中の汚れの清掃)
クリーニングが完了すると今まで隠れていたムク材の床が見える様になり、住まいの色がたくさん現れてきます。
ここまで完了すると一歩ずつ順番に工事を進めてきた住まいの仕上がった雰囲気を、より感じる事が出来ます。
清掃後には玄関扉やアミド・ブラインドなどの取り付けや、窓回りの仕上げ材の取り付け、和室の造作建具や畳などを設置して住まいの工事完了です。
完成した住まいの様子は工務店のモデルハウスや見学会などで見ていただくと、できあがった住まいの雰囲気を感じる事が出来ますので是非体感してみてください。
多治見市で塗り壁仕上げの住まいを作る工務店
ワダハウジング和田製材株式会社
・二級施工管理技士
・福祉住環境コーディネーター2級
植松達矢
2021.11.10初稿
2024.01.21改修