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太陽光発電を載せるなら給湯器は、おひさまエコキュートがおススメ

太陽光発電を載せるなら給湯器は、おひさまエコキュートがおススメ

太陽光発電を載せるなら給湯器は、おひさまエコキュートがおススメ

こんにちは!
ワダハウジングの纐纈です。
一級建築士など多数資格を持っています!

いきなり、おひさまエコキュートと言われてもよくわからないと思います。
まず、エコキュートの説明からです。

エコキュートとは

エコキュートは再生可能エネルギーを活用した給湯機です。
エコキュートの正式名称は「自然冷媒ヒートポンプ給湯機」といいます。
エアコンの室外機と同じヒートポンプ技術によって空気の熱を利用し、お湯を沸かす家庭用給湯器のことです。

多治見市で太陽光とおひさまエコキュートの家ならワダハウジング

画像は日立のエコキュート

ヒートポンプの技術があるので給湯の費用が安く、空気の熱も利用しているので環境にもやさしい素晴らしい給湯器だと思います。

おひさまエコキュートとは?

おひさまエコキュートは、その名前の通りおひさま(太陽)を活用してお湯を沸かします。
太陽光発電で発電した電気を活用して昼間にお湯を沸かす給湯器になります。

基本的な機能は今までのエコキュートと同じですが、お湯を沸かす時間帯に大きな違いがあります。

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画像はダイキンのおひさまエコキュート

今までのエコキュートは、夜の割安な電気料金の時間帯にお湯を沸かして貯めておきます。
おひさまエコキュートは、太陽光発電が一番発電をしている昼間にお湯を沸かします。

太陽光で発電した電気を売電するよりも、効率よく使えるので結果として電気代の節約になります。

2022年に発売された比較的新しい給湯器ですが、電気代が減ったというデータが増えています。

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画像はPanasonicのおひさまエコキュート

おひさまエコキュートとエコキュートの相違点

同じヒートポンプの技術なのですが、根本的な違いとしておひさまエコキュートは必ず「太陽光発電」とセットにする必要があります。
太陽光発電がない場合はメリットがありません。

ただし、この4月から中部電力で「昼とくプラン」が始まります。
このプランで夜に電気の使用量が少ない方なら大きなメリットがあります。

太陽光がある方でも、雨や曇りで発電量が少ない場合に、安い金額で昼間にお湯が沸かせます。
おひさまエコキュートと相性が良さそうな電力プランだと思います。
※電気料金が一定の従量電灯と、どちらが有利になるかは、断熱性能と暖房にかかる電気代によって異なるので今後、分析してみたいと思います。

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話がそれてしまいましたが、おひさまエコキュートとエコキュートの相違点は、お湯を沸かすタイミングが違うことも上げられます。

エコキュートは「夜間蓄熱型」で電気の使用量が下がる夜間の若干割安な深夜電力でお湯を沸かします。
おひさまエコキュートは「昼間蓄熱型」で太陽光が発電している昼間にお湯を沸かします。
自家発電した電気を自家消費することで、電力会社から電気を買わずにお湯を沸かせます。

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その他では電気の契約プランが変わってきます。

エコキュートは夜間の電気料金が一番安いプランを選択します。
おひさまエコキュートは夜間の電気料金が一番安いプラン以外でも選択ができるので、生活パターンや電気の使用量に応じた電力の契約が可能です。

どのプランが一番お得になるかは、生活パターンと電気の使用量で変わってきます。

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おひさまエコキュートのメリット

おひさまエコキュートを採用するメリットは多岐にわたります。
詳しく説明をしていきたいと思います。

太陽光発電を有効活用

おひさまエコキュートの最大の魅力は、太陽光発電で発電した余剰電力を利用してお湯を沸かせることです。

太陽光が発電していれば、電力会社から電気を買わなくてよくなります。
2025年の太陽光発電の余剰電力の売電は15円/kWhとなっています。
中部電力の従量電灯B(一般的な家庭ならBの契約)プランの場合、最初の120kWhまで21.20円/kWhになります。

余剰電力を使ったほうが買うよりも単純に21.20円-15円=6.20円/kWh安くなります。
(電気料金は、契約容量で決まる「基本料金」と、使用量で決まる「電力量料金(燃料費調整額を含む)」の合計に口座振替初回引落とし割引やおとく割等の料金割引を踏まえたうえで、再生可能エネルギー発電促進賦課金を加えた金額になるので、実際のkWh電気料金はもう少し高くなります。)

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売ったら15円、自分で使ったら21.20円なので、太陽光はなるべく自分の家で自家消費を増やせるとよいです。

その他、売電する時の送電ロスも回避できるので、エネルギーの無駄を最小限にできます。
エネルギー資源の有効活用という意味でも自家消費はとても重要です。

ヒートポンプの効率UP

おひさまエコキュートは昼間にお湯を沸かすことから、昼間の暖かい空気を使えるのでヒートポンプの効率があがります。

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エコキュートの沸き上げはおおよそ8時間ですが、効率がよくなると沸かす時間が早くなります。
沸かす時間が早いという事は、使う電気も少なくなります。

又、昼間に沸かすので、お湯を大量に使う夜のお風呂に入るまで、保温をしておく時間も短くなります。
保温時間が短くなれば、それだけ電気使用量が減らせることになります。

電気料金高騰時の緩和

最近も徐々に電気料金が高騰しています。
一番高かったとみなさんが記憶しているのが2022年の1月~3月頃ではないでしょうか?

その後、政府からの電気料金の補助が入り、少し落ち着いたのですが、2024年10月で終了してしまいました。
その後に、2025年1月の使用分から補助が再開し3月まで実施していましたが、こちらも終了しています。

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太陽光という無料のエネルギーを活用することで、電力会社から買う電気の量を大幅に削減することができます。

経済産業省の資源エネルギー庁のホームページに2018年度とちょっと古いですが、家庭の用途別エネルギー消費量が掲載されています。
そこを確認すると1位:動力・照明他33.8%、2位:給湯28.4%、3位暖房25.4%になっています。
単純に消費推移で比べることはできませんが(給湯には電気の使用量が半端ない電気温水器も含まれているので)給湯はエネルギーを大量に使います。
その部分を賄えるのは非常に大きな意味を持ちます。

特に、夏や電力需要の高い昼間の時間に太陽光発電で発電した電気でお湯を沸かすことができると、将来的に電気料金の変動があっても長期にわたって電気代の助けになります。

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電気代の削減は、太陽光発電の容量や家庭でのお湯の使用量、日照条件などによって異なりますが、エコキュートや他の給湯と比較してもメリットがあります。

電気料金プランでさらにお得

おひさまエコキュートを採用すると、深夜電気が一番安いプランにしなくてもよくなります。

おひさまエコキュートとエコキュートの相違点でも書いたのですが、生活パターンや電気の使用量に応じた電力の契約が可能になります。

現状では「従量電灯B」が安定していて一番お得かな?と思いますが、雨などで太陽光が発電しない場合でも昼間に安く沸かせる「昼とくプラン」もメリットがあるかも知れません。
天気に左右されますが、私たちの住んでいるエリアは日照条件がよいので、昼間は家にいないから夜に安く電気を使いたい方は、深夜の電気が安い「スマートライフプラン」が一番得になることも考えられます。

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自分たちの生活スタイルに合わせて契約プランが選べるのもメリットのひとつです。

災害時のお湯の確保

おひさまエコキュートもエコキュートも独立してタンクを備えているので、断水した時はタンク内の水を使用することができます。
災害時や非常時は水はとても貴重です。
生活用水が使えるのは安心につながります。

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おひさまエコキュートは太陽光発電でお湯を沸かせるので、停電時でも太陽光発電が機能していればタンク内に水がある限りお湯を沸かすことができます。
復旧するまで少しでも基本生活の快適さを維持するのに役立ちます。

おひさまエコキュートのデメリット

ここまでメリットばかり書いてきましたが、当然デメリットもあります。
私個人としては、デメリットを踏まえてもメリットの方が大きいと思っていますが…

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画像はコロナのおひさまエコキュート

そこそこ高額な設置費用

おひさまエコキュートを設置する最大のデメリットは価格です。
太陽光発電とおひさまエコキュートがセットでないと意味がありません。

エコキュートと比べておひさまエコキュート自体の価格もおおよそ10~20万円ほど高くなります。

太陽光発電は1kWあたり25万円ほどします。
一般的な家庭が自宅に設置する太陽光パネルの設置容量はおおよそ3kW〜5kWといわれていますので、おおよそ75~125万円ほどかかります。

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画像はQcellsの太陽光発電システム

新規に両方を設置することは金額面での負担がかなり大きくなります。

高額な初期費用は長期的には電気代の節約で回収できるのですが、回収期間は電気使用量、太陽光の発電量、天気、電気料金の変動によって異なります。
現在の電気代で計算をした場合9~13年となる試算になりました。

既存の家の場合は設置が難しい

既存の家の場合は、太陽光発電がない場合非常に難しくなります。
既存の家が太陽光を載せても地震時に大丈夫なよう構造計算されているのなら問題はありませんが、計算されていない場合は太陽光を載せることで地震の危険度が増すのでやめた方がよいです。

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瓦などの重い屋根をガルバリウム鋼板などの軽い屋根にリフォームするのなら可能ですが、太陽光発電+おひさまエコキュート+屋根リフォーム代が掛かるのでかなり高額になります。
ちなみに、太陽光の設置代も新築の時より若干高くなります。
(新築時ならスケルトン状態なので電気配線の工事がしやすいが、既存の家は壁などあり電気配線の工事がしにくいなど条件がことなるからです。)

天気に左右されるので若干不安定

おひさまエコキュートの効率は天気によって大きく左右されます。

太陽光発電の発電量は、晴れた日で9割、雨の日でおおよそ1割、曇りの日で3~5割、薄曇りで7割ほど発電します。
(太陽光発電は外気温にも左右されます。完璧な日照条件になる日はほぼないそうで、晴れた日でもMAX10割は発電しません。)

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画像はXSOLの太陽光発電

曇りや雨の日では太陽光発電の発電量が低下をします。
日照時間が短い冬期や雨ばかりの梅雨時期などは、電力会社から電気を買う必要が出てくることもあり、経済的な面で不安定な部分があります。

そうはいっても私たちの住んでいるエリアはかなり日照条件がよいとされています。

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土岐市、多治見市、瑞浪市、可児市、御嵩町が私たちの施工エリアですが(特別な紹介などあればエリア外にいくこともまれにあります。)どこもA4区分という日照がよい範囲ばかりです。
よって不安定な要素が他県よりも有利なのは確かです。

選択肢の少なさ

おひさまエコキュートは2022年発売で比較的新しい商品なので、現時点でバリエーションが少なく選択肢があまりありません。

私の知っている範囲ですと、ダイキン、Panasonic、コロナ、三菱電機の4社だけです。
(間違っていたら申し訳ありません。)

更にいうと、この4社もおひさまエコキュートの種類は2種しか販売されておらず、合計しても8種類しかありません。

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画像は三菱電機のおひさまエコキュート

欲しい機能がなかったり、コンパクトタイプがないので、場所が狭いと設置ができないなんてこともあるかも知れません。
あらかじめ、下調べをすることをおススメします。

まとめ

おひさまエコキュートは、太陽光発電と組み合わせて効率的にお湯を沸かす素晴らしい給湯器です。
太陽光発電でつくった電気を有効活用できる点が最大の特徴かと思います。
これにより、電気代の削減、環境負荷の低減、自家消費率の向上など多くのメリットがあります。

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その一方で初期設置には高額な費用がかかったり、天気に左右されたりとデメリットもありますが、エネルギー価格の高騰、環境問題への配慮からおひさまエコキュートのような自家発電を効率的に活用できるシステムは今後さらに重宝されると考えられます。

今なら、おひさまエコキュートに「13万円」の補助金がでます。
太陽光発電を載せるなら給湯器は「おひさまエコキュート」がおススメです。

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ワダハウジング和田製材株式会社

・一級建築士
・一級建築施工管理技士
・省エネ建築診断士(エキスパート)
・住宅外皮マイスター
・一般社団法人みんなの住宅研究所会員(会員番号:200019)
・既存住宅状況調査技術者
・JBN省令準耐火構造資格者

纐纈和正

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