2024.09.25
遮熱と断熱で快適な生活を送りましょう!!
こんにちは。
ワダハウジングの鈴木です。
【遮熱と断熱の違い】
住宅の打ち合わせや窓のリフォームの打ち合わせの際に、【遮熱】や【断熱】という言葉を耳にするかと思います。
どちらも似たような言葉ですが、機能面が根本的に異なります!
【遮熱】
遮熱とは、太陽の日差しを反射させて熱の侵入を遮ることです。
住宅内に入る日差しの多くは窓からです。
窓ガラスに対して遮熱を施すことで、真夏の熱気の侵入を抑え、エアコンをより効果的に保つことが出来ます。
また、西日が強い室内では、ブラインド等でわざわざ室内を暗くすることなく遮熱出来るので便利です。
【遮熱のメリット】
①紫外線のカット
太陽光線をカットする際、日焼けの原因となる有害な紫外線もカットするので、家具やカーテンの色褪せなどを防ぐ効果があります。
②省エネ対策
太陽の熱を遮ることで、効率的に部屋を冷やすことが可能となる為、夏の冷房費軽減につなげることが出来ます。
【断熱】
断熱とは、熱の伝わりを抑えることです。
住宅の壁などに断熱材が敷き詰められているのは、熱を伝わりにくくして室内の快適性を上げる為です。
夏場の暑い日には、外気温が住宅内に伝わるのを防ぎ、温度上昇を抑えます。
反対に冬場の寒い日には、冷気から住宅内を守る効果があります。
【断熱のメリット】
①結露の防止
窓そのものの断熱性能を向上させると、室内外の温度差が発生しにくくなるので、不快で掃除が面倒な結露を軽減させることができます。
②ヒートショック対策にも有効
住宅の中の温度差を軽減することが出来る為、ヒートショック対策にも有効です。
ヒートショックは、暖かい部屋から温度の低い浴室・脱衣所などへ移動した際、血圧が上昇、その後、温かい湯に浸かることで今度は低下するなど血圧の急激な乱高下によって引き起こされると言われています。
③省エネ対策
断熱は住宅内の暖かい空気や冷気が外に逃げていくのを防ぐ為、冷暖房を効率良く使用出来るようになります。
したがって、断熱性の高い住宅は、省エネで環境保全にも貢献出来ます。
ご参考になりましたか?
【遮熱】と【断熱】の違いをしっかり理解して、快適な生活を送りましょう!!
目次
ワダハウジング和田製材株式会社
宅地建物取引士
鈴木章裕