2024.10.20
新築注文住宅の天井面をスッキリさせると見せたい物が強調出来ます
こんにちは。
インテリアコーディネーターの西山でございます。
私が、日々一番よく触れている本と言っても過言ではないのが、カタログです。
サッシや建具(室内ドアの事です)カーテンなど、色々あります。
その中でも、照明器具メーカーのカタログをよく見ています。
そのメーカーによりますが、定期的に更新され新しいカタログが届きます。
今年の大光電機のカタログには、大きく『 75 』と記載がありました。
なんの事かと思っていたら、ダウンライトの直径を75㎜に切り替えませんか?という内容でした。
ダウンライトの直径
現在は、100Φ(直径10㎝)が支流となっています。
ダウンライトが登場した時は、150Φや125Φでした。
技術的な問題で小さく出来なかったそうです。
技術が進歩してランプ式から一体型へ変化し器具を小さく出来るようになったことで100Φが支流となり、さらに小さくなっていっています。
ダウンライトなので、見た目は変わらないのですが、埋める部分がとても小さくなっています。
以前は、梁に当たって入らなかった場面もありましたが、対応できるようにもなってきました。
そこで75Φの登場です。
以前からもあったのですが、現在の75Φは明るさが同等に得られるようになりました。
なぜ75Φ ?
なぜ小さくしなければならないのか?
もちろん絶対に小さくしなければならない訳ではありません。
ただ、天井面を綺麗に見せたい!それだけです。
2㎝5㎜でかわるのか?とも思いますが、視覚的には大きく違いが分かり、スッキリとしてきます。
100Φにした場合と同じ灯数で明るさも保てる事もスッキリ見える点です。
ダウンライトのサイズの差は↓75の数字をタップしたページでご確認できます。(大光電機)
ダウンライトだけではなく、照明器具は強調する物を隠すもののバランスがとても大事です。
これは、照明だけに限った事ではないのですが・・・
実際に施工してみたい!
私の希望が入ってしまいましたが、実際に施工するとなると、お客様の同意が一番大切。
でもご提案したものの、施工出来ないでは洒落にならないので、電気工事業者に確認。
思った事に近い答えが返ってきました。
「手が入らないから、施工しにくい」
器具を取付ける場所に器具のサイズで穴を開け配線と結合させ設置します。
器具の直径が小さくなれば、開けれる穴も小さくしなければなりません。
他の業者さんの協力と最初からかなりちゃんとした位置指定があれば、なんとか施工可能との回答もありました。
こうなると、施工してみたい!
本当に少しの差ですが、天井面や壁面に大きく出ている物が少ない方がスッキリします。
出す物、隠すもののメリハリは、かなり重要です。
出来ればいい塩梅にしたい物です。
新築注文住宅なら、ご自身のさじ加減が効きますよ。
ワダハウジング和田製材株式会社
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西山志津江