2025.02.13
寒さの外気は窓から入ってきます、内窓をつけて健康にもいい暖かい家にしましょう。

こんにちは、総務の篭橋です。
寒いですね。
立春が過ぎ、これから徐々に暖かくなると言われていますが、私、暖房機のそばから離れられません((+_+))
健康のためにジムに通っていますが、寒さのためと言い訳をして最近は行きませんね~(笑)

建設業界では「家が寒いと健康を害する」といわれています。
原因は、
・寒さでトイレに起きる回数が多くなりやすく睡眠の質が落ちる。
・寒さで血圧が上がりやすくなる、日本人の3人に1人は高血圧だといわれています。
・寒さで暖房器具のそばから離れられなく動くことが億劫になり運動量が減る。
・部屋の温度差が大きいとヒートショックをおこしやすい。トイレや浴室で温度差があると危ないといわれています。など
寒さ対策をすることは、健康になる!と言われているのは、それらの原因を除くことができるからです。

寒い家の要因は、熱が外へ流出していることが一番の理由です。
割合の約6割は、窓や玄関ドアなど開口部です。
開口部の対策が暖かい家への近道です。
対策として最も有効なのは、断熱がしっかりとしている新築の家を建てる!これが一番ですが、なかなか難しいですよね。

こんなときおススメなのは、いまある窓にもう一つ窓を取り付ける! そう、内窓を取り付けることです。
我が家も私の部屋に取り付けてあり効果は実証済みです。
いまある窓と内窓の間に空気をはさむと寒さは伝わりにくくなります。
特に昔の家屋は和室が多く窓の面積が大きくなりやすいので効果的だといわれています。
内窓は寒さだけではなく暑さ対策にも有効です。
遮熱タイプの内窓をつければもっと効果的です。
窓の開口部の対策をすることで冷暖房のエネルギーの使い過ぎが軽減されエコですし、何より冷暖房費の節約にもなります。

また、内窓は防音性も優れていて、外からの音にたいして防音対策になります。
車の通りが多い道路そばの家の方は、内窓を騒音対策で取り付けられることもあります。

内窓をすることで断熱効果も期待でき、結露対策にも有効です。
カビが発生しにくくなりますので、アレルギーなどの気管支炎や皮膚病などの影響が出にくくなります。

特にこれから本格的に花粉の飛び散る季節になります。
日本の窓は二枚引き違い窓が多いですが、こちらは数ミリですが隙間があります。
この隙間から花粉も入ってきます。
窓に内窓を取り付けることで外気が出入りしにくくなり花粉をとり込むのを防ぎます。

いい事ばかりの内窓ですが、窓の形状などで取り付けられない場合もあります。
・天窓
・内倒し窓
・上げ下げ窓
・クーラーがついている窓など
取り付けられません。
ご自分の家に内窓が取り付けられるかは工務店にご相談ください。教えてもらえます。

また私が感じた内窓のデメリットもお伝えします。
我が家も内窓があり使用していて、これは面倒だなと思ったことは、
・窓の開け閉めが面倒。
窓を開ける時、いままでの窓と内窓と2回開けなければならない。
・掃除が面倒。
いままでの窓と内窓の間の溝にホコリがたまると掃除機をかけないとホコリが取れにくい。
・窓を拭く負担が2倍になる。
私が面倒だと感じたことですが、これさえクリアすれば、寒さ暑さ。防音など内窓は有効です。

窓は住宅の中の熱がもっとも逃しやすいです。
既存の古い住宅(我が家がそうです)ですと断熱効果の低いアルミ枠の1枚ガラスが多いんですが、2枚ガラスと比べると住宅の中の熱が50%余分に外に出てしまいます。(>_<)
窓の断熱対策をすることによって家の寒さは断然!違います。
家の中が寒いと思われる方、内窓をつけて外気からの冷気をシャットアウトして健康にもいい暖かい家にしましょう。


ワダハウジング和田製材株式会社
篭橋和子
