2024.10.25
お手軽に楽しくやってみよう!塗り壁補修!!
こんにちは。
ワダハウジングの鈴木です。
今回は、【塗り壁の補修方法】をお話しますね。
弊社は、標準で天井と壁の全てが塗り仕上げになります。
仕上げには、珪藻土をベースにした5つの天然素材を最適にブレンドした素材、マテリアルを使用します。
その為、定期点検に伺うと、子供が塗り壁に落書きをしてしまった、物をぶつけて削れてしまった、擦り傷や手垢が付いてしまったというお話をよくお聞きします。
そんな時に役立つ補修方法をいくつかご紹介しますね!
Ⅰ.【落書き・手垢・シミ・軽く擦った跡】
◆準備する物
①消しゴム
②メラミンスポンジ(激落ちくん)
③サンドペーパー(120~240番程度)
◆補修方法
①消しゴムで優しく擦ります。
・落書きや手垢、軽く擦った跡といった表面的なものは大方取ることが出来ます。
②シミはメラミンスポンジ(激落ちくん)で優しく擦ります。
・手垢は脂分もある為、もしかしたら消しゴムだけでは落とせない場合もあります。
また、絵の具や食べ物の汁などを飛ばしたシミは、消しゴムではなかなか落とせません。
そんな時はメラミンスポンジ(激落ちくん)を使用してみて下さい。
先ず、メラミンスポンジにごく少量の水を含ませ、硬く絞ります。
そして、その汚れの部分にピンポイントで当て、優しくポンポンと擦ります。
メラミンスポンジは面を使用するというより『点』で使用する感覚です。
メラミンスポンジに水を含ませている為、壁も少し濡れますが、しばらくすると乾いて元通りになりますのでご心配いりません。
③メラミンスポンジでも取り切れないシミや擦り傷は、サンドペーパーで薄く削る、または上塗りをします。
・シミや傷の深さ、範囲にもよりますが、サンドペーパーをかけるとその部分は滑らかになりシミや傷も消えます。
サンドペーパーをかける際の注意点は、細かいタイプのサンドペーパーを使用することと、かけすぎないことです。
120~240番程度のサンドペーパーで事足ります。
ヤスリをかけすぎると、その部分だけ不自然にツルツルとした仕上がりになり、マットな質感のはずが艶が出て、かえって目立つ場合もありますので、力加減には十分注意が必要です。
Ⅱ.【凹み・深く染み込んだシミ・深い擦り傷】
◆準備する物
①塗り壁材
②紙コップ
③割り箸
④コテ
◆補修方法
①塗り材を紙コップに入れ、割り箸等で良く混ぜ練ります。
②よく練った塗り材を凹みや深く染み込んだシミ、深い擦り傷の上から塗り、コテで均します。
但し、補修面積が大きければ大きい程、補修した箇所は目立ちます。
部分的に上塗りや塗り直しをすると目立つ為、目立たないように補修したい場合は、最低、壁一面の塗り直しをおすすめします。
Ⅲ.【隅に入ることが多いヒビ割れ】
◆準備する物
①塗り壁材
②紙コップ
③割り箸
④コテ
⑤ジョイントコークツヤ消し
⑥水を含ませ固く絞ったスポンジ、またはウエットティッシュ
◆補修方法
①塗り材を紙コップに入れ、割り箸等で良く混ぜ練ります。
②よく練った塗り材をヒビ割れた箇所の上から塗ります。
もっと手軽に補修したい方は、
①ジョイントコーク ツヤ消しをヒビ割れた箇所の上から塗ります。
②その上から水を含ませ固く絞ったスポンジ、またはウェットティッシュでなぞって下さい。
但し、塗り材と比較するとつやが出ます。
ご参考になりましたか。
上記でご紹介した補修キッドは、ホームセンターやnetで購入することが出来ます。
是非、ご自身で補修してみて下さい。
新たな才能が開花するかもしれません!!
ワダハウジング和田製材株式会社
宅地建物取引士
鈴木章裕