2025.03.27
老いても安心して暮らせる家を建てましょう。

こんにちは!
総務の篭橋です。
高齢の母は、目と耳が遠いですが、それ以外はほぼ問題なく暮らしています。
とはいうものの年々、年老いていく母を見ていると、住まいに対してもう少ししっかりと考えた上で建てればよかったのに~と思います。

母と母の友人で家のことを話す機会がありました、2人とも「家を建てる時こうすれば良かった」と後悔していることが多いといいます。
【母と母の友人の家の後悔ポイントは】
・家が寒い
・間取りの動線が不便
・トイレが遠い
・玄関が狭い
・キッチンが大きい、流し台はもっと小さいほうが使いやすい
・ほしいところに収納がない
・2階に寝室があるので階段での上り下りが億劫になることもある
・床に段差がある
・照明もだが、分電盤が高いところに設置してあり脚立がないと届かない
・畳の部屋が多いのでコンセント位置が低く使用するときに、しゃがまなければならない
・間口が狭いので、車椅子が必要になったとき通り抜けができない
・家が広いので掃除が大変だ
など、細かいことを含めて家の不満はいっぱいでした。
年を取ったことを想像して家を建てれば良かったーと口々に言います。

家を建てる年代はローンの関係もあり若い時に建てる方が多いと思います。
若い時は、自分が年を取ることを想像しにくく見た目を重視してしまいます。
しゃがんだり、脚立をのぼったり体力的に気にならず大丈夫でも、年を取り体が思うように動けなくなるとこれらの動作は危険になります。

これらを踏まえて
【家を建てる時、気をつければよかったと思うことは】
・断熱のしっかりした家を建てる
(昔の家は断熱の概念が少なかったので仕方がなかったと思います。)
・玄関、リビング、脱衣室、トイレなどの近くに収納をつける
・年を取ることも考えて1階に寝室にできる部屋を用意しておく
・床をバリアフリーにする
・コンセントの位置を使いやすい位置に設置する
・通り抜けが多い場所の間口を広くする
我が家は今、使っている冷蔵庫より少し大きい冷蔵庫を購入したいと電気屋さんに相談したら家の間口が狭くて入らないと断られました・・・。

少し気をつけるだけでも家の使いやすさ暮らしやすさは断然違ってきます。
年を取ることを考えて家を建てると(結果的に)みんなに暮らしやすい家になります。
老いても安心して暮らせる家を建てましょう。


ワダハウジング和田製材株式会社
篭橋和子
