2025.01.11
水抜きは安全で確実な凍結防止方法です!!
こんにちは。
ワダハウジングの鈴木です。
寒さが厳しくなる12月~2月は、気温が氷点下になり、水道管の凍結が起きやすくなります。
今回は凍結予防の一つ、【水抜き】についてお話します。
【水抜きとは】
皆さん、水抜きという言葉を耳にしたことがあっても、実際はどういったものでどのような手順で行うのかご存じでしょうか。
水抜きは、凍結による水道管の損傷を防ぐ為に、配管の中の水を排出する作業になります。
水道管は冬場でも凍らない凍結深度(地面が凍る深さ)以下の場所に埋設されている為、その深さまでの水道管内の水を無くせば凍ることはありません。
また、逆流防止弁を内蔵している為、排出した水や土中の泥水が給水配管に入ってくることはありません。
水抜きは安全で確実な凍結防止方法です。
【水抜きの手順】
①最初に、全ての水道から水が出ることを確認した上で蛇口を閉めます。
②敷地内の地中にある、四角の青いプラスチック、または金属製のフタが付いた水道メーターボックス内にある元栓のハンドルを、『S』または、『閉』、『止』と記載のある方向に止まるまで回します。
『S』または、『閉』、『止』の記載が無い場合は、元栓のレバーを時計回りに回すと水の供給が止まります。
開く時は反時計回りに回して下さい。
③元栓のハンドルを閉め水道管からの水の供給を止めたら、全ての蛇口を再び開けます。
④水が出ないことを確認したら、蛇口に手を当て少し吸い込まれるような感じがすれば水抜き完了です。
⑤再び水を使用する際は、蛇口のハンドルを閉めてから、元栓を最後までしっかりと開けて下さい。
【水抜の注意点】
※元栓は必ず最後まで閉める、または開けるようにして下さい。
バルブやハンドルを中度半端に開けた状態では、水流をせき止める部品の先端が水流に晒され続けます。
部品の先端が水流に削られ摩耗し、長さや形状が変わることで、最悪、止水が出来なくなるので危険です。
因みに、寒冷地では専用の水抜栓がある為、そちらでの操作となります。
以上です。
ご参考になりましたか。
まだまだ、寒い日が続きますので、お身体にお気を付け下さいね!!
ワダハウジング和田製材株式会社
宅地建物取引士
鈴木章裕