2023.10.14
家を建てるうえで費用が上がる5つの事
おはようございます。
ワダハウジングの塚本です。
家を建てるのは、お金がかかること。
生活を圧迫しないように少しでも支払いの割合を減らせるに越したことはありません。
1. 費用が上がる5つのこと
家を建てたいと思って相談に行ってみたら、思っていたよりも高かった!
そう言われる方は少なくありません。
もしかしたら、費用が上がる5つの項目にあてはまっていませんか?
先に知っておくと、心構えができます。
ぜひチェックしてくださいね。
1-1.平屋
二階建てと比較すると、平屋は建築費用が高くなる傾向にあります。
基礎・屋根が大きくなることもその一因です。
仮に、同じ坪数で総二階の建物と比較すると面積は倍になります。
階段などがいらないので一部コストダウンとなる費用もありますが、基礎や、屋根材に比べるとUPする金額の方が大きなものとなります。
1-2.凹凸が多い家
建築費は、形状によっても違ってきます。
同じ面積であれば、「正方形」<「長方形」<「凹凸アリ」で高くなっていきます。
凹凸が多くなると、壁が多くなるので、その分、外壁部分の金額がUPします。
価格面とは異なりますが設計によっては「耐久性」「耐震性」なども凹凸が少ない方が強い場合もあります。
また、自分の建物で日陰が出来る事があります。
1-3.下屋のある家
下屋のある家とは、一階が大きく二階が小さい家。
一階部分にも屋根がある家の事です。
1階と2階の大きさが同じの「総二階の家」と比較すると、屋根面積と基礎面積が多くなります。
それに伴い建築費が高くなります。
家事動線や、一階部分だけでも生活ができる家、年齢を重ねることを考えると、一階に対する要望は多くなりがちです。
2階に要望を持っていく事も考えると金額の上げ幅を抑える事ができます。
1-4.「準防火地域」内で家を建てる
これは家を建てる場所により変わってきます。
「準防火地域」内のエリアで家を建てる場合は、対応する仕様に変更が必要となります。
サッシ・軒天井の金額だけでも、家の大きさにもよりますが100~120万円程度は、多くかかります(金額は物価によります。)
「防火地域」内になると、さらなる仕様の変更が必要になり、「準防火地域」の倍以上の金額UPとなります。
1-5.外構費用
家を建てる準備の為に、外構工事(造成工事)を行う事もあります。
また建築費とは別になりますが、外構は家を彩り街をつくる大きな要素です。
カーポートなどの設置もこちらの金額に入ってきます。
外構のお金も建築費の一部として、予算を見込んでおくと更なる満足度の高い家づくりになります。
2.最後に
家を建てるお金は、建築業界なら当たり前ですが、お客様にとっては分かりにくいのが実情です。
ほんの一部ですが、「知らなかった」と言われることが多い5つの事を上げてみました。
予算オーバーで満足のいく家が建てられない。
それを、防ぐためにも、なるべく早い段階でご相談ください。
ワダハウジング和田製材株式会社
木造ハウジングコーディネーター
塚本 由賀