2024.02.28
ヒートショックを起こさない家を建てましょう
おはようございます。
ワダハウジングの塚本です。
寒い日のお風呂、気持ちいいですよね。
眠たかったり、疲れてめんどくさい。
そう思いつつ入っても「ほっ」とできる空間ですよね。
それでも、冬のお風呂は注意が必要な場所でもあります。
目次
1.「ヒートショック」に気を付けましょう!
寒いお風呂の家は要注意!
急激な温度変化が身体に影響を起こすことを言います。
温度差が10度以上あると危険と言われています。
1.ヒートショックとは?
血圧の急激な変化・・・上昇に下降
脈拍が早くなったりする状態。
脳卒中や心臓疾患を引き起こしたりもします。
2.ヒートショックを起こしやすいと言われている人。
・65歳以上
・高血圧・糖尿病の人・動脈硬化のある人
・肥満気味の人
・睡眠時無呼吸症候群のような呼吸に問題がある人
・不整脈がある人
・浴室に暖房設備がない
・一番風呂に入ることが多い
・暑いお風呂が好き
・飲酒後お風呂に入ることが多い
2.簡単にできる対策
①脱衣室と浴室を暖めておく
脱衣室は暖房器具で暖める
お風呂に入る前に浴槽のふたを開けておく。
シャワーを出しておくと、湯気で温まります。
②お風呂の温度は38度~40度で設定する
42度~43度の熱いお湯は心臓にかなりの負担がかかります。
入浴温度が41度以上になると浴室事故での死亡事故が増加する傾向があります。
③高齢者・高血圧の人は一番風呂を避ける。
一番風呂は浴槽が温まっていないのでヒートショックは起こりやすくなります。
特に高齢の方などは、家族が入った後の浴室内が温まった時のほうが安全です。
④入浴前後に水分をとる。
入浴すると汗をかき血液がドロドロになり血栓ができやすいです。
脱水を予防するために、水や麦茶などの水分をとってください。
3.番外編:家一軒、丸ごと対策できます。
方法としては、高気密・高断熱の高性能な家を建てる。
昨今は、家を建てる方には当たり前に求められている事柄になっていますよね。
魔法瓶を思い出していただくと分かりやすいです。
外の環境に影響されず温かさや、冷たさを長く保ちますよね。
小さなエネルギーで快適な温度を保つことができます。
浴室だけでなく、トイレや洗面所、廊下に玄関、使っていない部屋も温度差が少ないので安全です。
一年を通じて身体にストレスがかかりにくく快適。
暑い寒いのストレスが小さいと、家事や育児なども行いやすくなります。
寒いから布団から出たくない!そんなやる気のところでも変わってきますよね。
もちろんワダハウジングが建てる家も、しっかり配慮してあります。
ヒートショックが起こりにくい家を建てたいそう思われた方は、ぜひ一度見学にいらしてくださいね。
ワダハウジング和田製材株式会社
木造ハウジングコーディネーター
塚本 由賀