2023.04.11
第三者機関の検査を入れて施工ミスを予防します!
こんにちは。
ワダハウジングの鈴木です。
今回は、JIO(日本住宅保証検査機構)による基礎配筋検査についてお話しますね。
JIOとは、住宅瑕疵保険の日本住宅保証検査機構になり、第三者機関になります。
第三者機関を入れることにより、怠慢による欠陥や施工ミスの予防になります。
人の手によるものですから、間違いや忘れなどにより図面とは異なる施工が発生することは考えられます。
同じ会社の作業員だけではそのような点に気付けないこともあります。
また、住宅の基礎や断熱材等、あらゆる部分が完成してからでは中々見ることは出来ません。
早めに指摘してもらうことで、完成前に直すことが出来ます。
基礎配筋検査は、基礎工事中に行われます。
配筋とは、鉄筋を配置することや鉄筋を組み立てることです。
コンクリートは、圧縮力(押される力)に対しては非常に強さを発揮しますが、引張力に対しては圧縮力の 約1/10しか強さがありません。
そこで、引張力に対しても強さを発揮するように入れられているのが鉄筋です。
基礎配筋検査では、鉄筋の太さや図面通り鉄筋の間隔が正しく入っているか、コンクリートのかぶってくる厚さが規定通り確保出来ているか等を確認します。
尚、着工から完成まで、JIOによる検査を計3回行います。
①基礎配筋検査
②躯体検査
③追加外装下地検査
上記以外にも、社内検査や施主様に図面通り出来ているか等をご確認していただく、施主様検査も実施します。
住宅の品質は、瑕疵保険の住宅検査が入るから大丈夫ではなく、住宅を手掛ける職人さんの気持ちのこもった手仕事や、菅理する現場監督の知識や技量、そして何よりも現場や住宅への想いが、より良い品質に繋がると考えます。
ワダハウジング
宅地建物取引士
鈴木章裕