2025.01.02
中古住宅の購入ガイド:中古住宅の選び方のポイントを知ろう
こんにちは!
家づくりサポーターの吉田洋子です。
お正月休みに入り、食っちゃ寝、食っちゃ寝にならない様に、明日はドックランにワンズを連れて行きます。
一緒に走ったりすれば、お正月太りもしなくて済むかな?
とにかく、普段お留守番をさせているので、休み中は思いっきり遊んであげようと思っています。
しっかり充電して、今年も頑張りましょう!
では、本題です。
弊社は昨年からリノベーション事業にも取り組んでいます。
今回は、お正月に家族の皆さんでおはなしされて、ご実家をリノベーションしようと思われたり、中古住宅を購入して、リノベーションしようとお考えになった方もいらっしゃると思います。
そんな方へ、中古住宅を購入する際の選び方の参考になればと思い、書いて見ることにしました。
まずは、築年数。
建築基準法は、昭和25年(1950年)に設定されました。
その後大地震や不祥事を経て、どんどん建築基準法が改正されて行きました。
一番の境目は、
①1981年6月1日以降に確認申請を出した建物かどうか?
(1981年以前は旧耐震基準、1981年以降は新耐震基準)。
1978年宮城県沖地震を受けてで壁量の基準が強化されました。
ただ、震度7クラスの地震に1度だけ耐えられることが前提です。
②2000年以降に着工した建物。
1995年の阪神淡路大震災を受けて、壁量計算や壁の配置バランス、N値計算追加(柱と梁や、土台と柱を金物で接合しているかどうか)が追加されてきました。
まず、中古住宅を購入する場合、
①旧耐震か新耐震かのチェックが必要です。
※確認済証がある場合は設計時期を確認、構造計算書があれば計算方法を確認、図面で筋交いの確認(▶や▷が筋交いのマーク)
②建物の上下(2階建の場合)の窓が揃っているか?(直下率に関係してきます)
③窓の横に壁があるか?(中途半端にずれているののは要注意)
④東西南北の壁が、向かい合ったところに窓と壁があるか?(量も見ます)
⑤建物の形が凸凹していないか?
②~⑤は現地で中古住宅を見れば確認出来ると思います。
上下揃った四角い家であれば外から確認出来ますが、2階が1階の一部に乗っている中古住宅は、内覧をさせていただいた時に柱の位置を確認する必要があります。
それは、2階が乗っている部分の柱が1階にあるかどうかです。
ない場合でも、梁が太くしてあったりずらして柱が有ったりする場合がありますが、目視では判断出来ないと思われます。
または、2階が乗っているはずのところに、柱ではなく窓などの開口部がある様な場合は、注意が必要です。
たくさんあり過ぎてよくわからないと思われた場合は、リノベーションも手掛けている建築会社や工務店の方と一緒に見ていただくと良いと思います。
建築会社や工務店は新築も建てているので、構造にも詳しいからです。
なので、ご自身で中古物件を探されるよりは、建築業者や工務店の方と一緒に探されることをお勧めします。
弊社もリノベーション工事を承っています。
お客様で、一緒に中古物件を見て欲しいと、依頼していらっしゃる方もお見えになります。
購入した後に、補助金を使用したいとおっしゃった方もいらっしゃいましたが、補助金対象の年数が合わなかったりと、残念な思いをされた方もいらっしゃいます。
なので、業者と一緒に中古物件を探すことをお勧めしています。
まずは、その建築業者や工務店のリノベーション工事への取り組みなどをご確認していただき、お任せできる業者なのかの判断をしていきましょう。
そして、一から中古物件を一緒に探して、リノベーション工事をして行きましょう。
お問い合わせお待ちいたしております。
ワダハウジング和田製材株式会社
吉田洋子