2024.04.07
ウッドデッキの塗料はどれでもいい訳じゃないので、知っておいてくださいね。
もしかして、家にウッドデッキってありますか?
状態は良好ですか?
ある方も、これから作りたい方も、今後の参考にしてほしいと思い塗料についてちょっと説明。
DIYのブームが日に日に勢いを増してきて、近ごろはウッドデッキの塗装をご自身で行う方も多くなりました。
ホームセンターの品そろえも充実してきて多くの塗料が販売されていますね。
ただ気になるのは、多くの商品から何を基準にして選ばれているか?
「金額や、よく分かんないないからこれでいいや」という方はSTOP!気を付けて!
最初に業者が採用した塗料と同じ物であれば間違いないでしょうが、ぱっとみは分かりません。
実は木材用塗料といっても水性と油性があり、水と油は反発しあって馴染みません。
業者に確認等を行うなど注意して購入してくださいね。
油性塗料はツヤがある物で薄めずに使用して、種類によっては塗りつぶした仕上げになる事もあります。
専用の薄め液などを使い仕上げていくものは、耐久性が強めの物が多いです。
水性塗料は木目が見えやすい仕上がりで、水で薄める事が出来て扱いやすい為、初めて使う方にもおすすめです。
耐久性は油性の塗料と比べると少し劣ります。
最初の塗料が劣化してなくなっていれば水性、油性どちらでも構いません。
でも、そうなってしまう前に再塗装されることをおすすめします。
そうすることで、木材自身の劣化を遅くして長く使っていけるのです。
木材の取替はコストもかかりますので、定期的な早めの再塗装が大切ですね。
劣化が激しくて手に負えない場合は「業者に依頼」します。
部材の交換や塗装前の下地処理などを行う為、プロの手入れはキレイで長持ちさせる事が出来ます。
再塗装の塗料の付きを良くする為に全体の研磨を行い下地処理。
表面に残った塗料やデッキに付いた汚れを落として塗装の準備完了です。
再塗装の色は前回塗装した色か、少し濃い色だと前の下地の色が分かりにくくなるのでオススメです。
塗料の種類や仕上げの種類に応じて、布で拭く仕上げや刷毛やローラーを使い1~2回塗り重ねる方法があります。
塗装が終わった後は良く乾燥させて工事完了です。
工事後は塗料の耐久年数に応じて2~3から5年を目安に定期的にメンテナンスを行います。
塗料で中の木材をしっかりと保護してあげるとウッドデッキはより長持ちします。
家のリビングの掃出しから突き出たウッドデッキ、開放感ハンパないですもんね。
天気のいい日などに家族ですごす場所として、たまには気に掛けてあげてくださいね。
土岐市で家のウッドデッキを塗装するなら
ワダハウジング和田製材株式会社
・二級施工管理技士
・福祉住環境コーディネーター2級
植松達矢
2022.02.21 初稿
2024.04.07 改修