2021.11.15
【地震に強い家】耐震等級だけで判断しがちだけど、実は「〇〇率」の方がもっと大事なんです。
こんにちは!和田浩志です
今回は、「地震に強い家」についてお話したいと思います
あるお客様から、こんなご相談をいただいたときのことです
一通りのお話をした後、そのお客様はおもむろに一枚の紙を取り出されました
和田さん、この間取り結構気に入っているんです。これでやっていただけませんか?
それは、他社様で提案された間取り図でした
どれどれ、といった感じでジックリ見させて頂きました
見たところ確かに、このお客様が気に入ってみえるようにご家族の動線計画も良いですし、収納計画も良さそうで家事もしやすそうです
しかし、ある点が気になりました
それは直下率です
直下率とは何かというと、1階と2階の柱や壁が、どれだけ同じ位置にあるかという指標です
%(パーセント)であらわされます
もちろん数値が高いほど良いです
つまり高いほど地震に強いということです
拝見した間取りはパッと見で
直下率が低いな
とみて取れました
熊本地震や東日本大震災などでも、直下率が高い住宅は大地震に耐えていましたが、
新しい家でも「直下率」が十分でない建物は倒壊していました
(テレビの特集番組で、一級建築士の専門家がレポートしていました)
そもそも、一戸建て住宅規模の建物の場合は、建築確認申請を役所に提出しても、構造のチェックはされません
そういう特例があるのです
つまり、直下率が低い間取りであっても、その他の法規制をクリアしていれば許可がおりてしまうのです
信じられないかもしれませんが、恐ろしい事実です
もちろんこのお客様には、直下率を十分確保した間取りを提案させて頂いたのは言うまでもありません
次の土日には家の性能に関する勉強会を予定しています
勉強会では、こういった耐震のお話の他に断熱のお話もします
例えば
断熱については性能の数値(UA値など)も大切だけど、実はそれ以外にもっと大切な〇〇を考慮しないといけません
といったお話などです
勉強会を楽しみにしていてください
今日も最後までお読みくださって、ありがとうございました!
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100年の歴史から
素材を目利きしてきた
和田製材株式会社
代表取締役/一級建築士/省エネ建築診断士/住宅ローンアドバイザー
和田浩志
1棟1棟、しっかりとした家づくりのために、お受けできるのは月2棟までとさせて頂いています
施工エリアは、土岐市、瑞浪市、多治見市、可児市、御嵩町とさせて頂いております
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