2021.10.25
【工務店の選び方】超カンタンな4つの方法~第4回目~
こんにちは! 和田浩志です。
世界体操も終わりました。
日本、強かったですねっ!
もともと「体操ニッポン」と呼ばれるくらいなので強いのですが、ホント強いなぁと思います。
内村選手や引退する村上選手の今までの功績は素晴らしいものがありますし、橋本選手をはじめ若手選手も台頭してきています。
世代交代しても、ますます強くなりそうで、楽しみですね!
強いと言えば、住宅も「地震に強く」ないといけません。
工務店を選ぶときまず実践してほしい!
【工務店の選び方】超カンタンな4つの方法
今日は第4回目の最終回。
「より安全な方法で構造計算されているか?」というお話をいたします。
「構造計算?」「数字は苦手なんです」と思われましたか?
大丈夫です。難しくしませんので。
「言葉だけ」覚えていただければOKです。
「安全」に関わる大切な話なので、ぜひとも最後までお読みください。
「より安全な方法で構造計算されているか?」というテーマでもおわかりかと思いますが、
ここでは「建物の強度を計算する方法」についてのお話をいたします。
まず最初に、建物の耐震等級には「3段階」あることはご存知でしょうか?
耐震等級1
耐震等級2
耐震等級3
耐震等級3が、もっとも構造の安全性が高い、つまり強い家になります。
これはご存知の方も、いらっしゃると思います。
次は、この「耐震等級」を計算する「構造計算方法」です。
この計算方法にも、
仕様規定
性能表示計算
許容応力度計算
の3種類があります。
3ついずれかの方法で耐震等級を証明するのです。
今日のポイントは「どの計算方法がよいか?」ということです。
重要なのは「もっとも安全性の高い耐震等級3を証明するために適切な構造計算をすること」です。
ここで、2016年4月の熊本地震を例にとってみましょう。
益城町では、震度階で最も大きい「震度7」が2回発生しました。
倒壊や半壊しなかったのは、
「許容応力度計算」をおこなった耐震等級3の住宅
「性能表示計算」をおこなった耐震等級3の住宅
のみでした。
それ以外の住宅は、倒壊や半壊により住めない状態になってしまいました。
これを見ると、「じゃあ【許容応力度計算】か【性能表示計算】は、どちらでもよいのね」と思えます。
しかし、専門家が詳細に検証した内容によると「性能表示計算よりも許容応力度計算の方がより構造の安全性が高い」と言われているのです。
すなわち、「我が社は耐震等級3です!」と聞くだけでは足らないということです。
それを証明する「構造計算方法」まで確認する必要があります。
ここでは、「許容応力度計算(きょようおうりょくどけいさん)がもっとも安全性が高い」とだけ覚えておいてください。
工務店へ行ったら、こう聞いてみてください。
「御社は、どんな方法で建物の構造計算をしていますか?」
あいまいな回答だったら、注意が必要です。
よ~く確認してください。
【工務店の選び方】超カンタンな4つの方法は、今日でおしまいです。
4つ方法を今一度復習してみてください。
ぜひ実践してみてください。
きっと、あなたの家づくりのお役に立つと思います。
今日も最後までお読みくださって、ありがとうございました!
■□————————————–
高気密高断熱と自然素材で、心癒やされる健康的な暮らしを、お手伝いします!
土岐、瑞浪、多治見、可児、御嵩で、あたたかな木の家を建てるなら
ワダハウジング和田製材株式会社
代表取締役/一級建築士/省エネ建築診断士/住宅ローンアドバイザー
和田浩志
————————————–□■
1棟1棟、しっかりとした家づくりをしたいから、
お受けできるのは月2棟までとさせて頂いています。
おかげさまで100年
ワダハウジング
和田製材株式会社
〒509-5142 岐阜県土岐市泉町久尻9-3
LINE公式アカウントです。お友だち登録、よろしくお願いします!