土岐市で住宅の新築建て替え工事をしているワダハウジング

土岐市の住宅建て替え工事で行った地盤改良・基礎工事の紹介です！

住宅の建て替えでは、解体工事が終わると地盤の調査を行い地盤の強さ確認をします。

地盤調査の結果で改良の有無を判断します。

 

 

検査結果の確認中に造成・整地工事を行い、改良の判定が出ると地盤改良の工事開始です。

 

 

地盤改良工事では住宅の位置出し（外周）を行い、基礎の立ち上がり（住宅の荷重がかかる位置）に合わせて改良の位置出しを行います。

 

 

基礎の外周と内周で改良高さが違う為、基礎下になる様に高さの打ち合わせを行うとクイ工事の準備が完了です。

 

 

セメントを水と練る車両に付いたクレーンでセメントがたくさん入った袋を吊り上げて取り込み、セメントペーストを作成します。

そこから長いホースで改良をする車両にたくさんのセメントを送り改良作業開始です。

 

 

重機の先に付いた、羽根つきの回転する長いストローのような物を改良位置に差し込み、調査で確認した丈夫な地盤まで差し込みます。

 

 

届いた所で引き抜きながらコンクリートを流し込み現場でクイ作り。

何度か抜き差ししてクイ状になる様に土と混ぜ込み完成すると、次の位置に移動して別のクイを作ります。

 

 

混ぜ込みが完了すると、打ち合わせを行った基礎下の高さに合わせて改良土のすき取りをし、機械で高さの確認をして順番にクイを作成して行きます。

改良中に作成したクイから混ぜたコンクリートを3本の筒に入れてテストピースを作成。

 

 

内周と外周で30本ほどの改良が終わると改良で残った土を引き上げて、前面道路などの清掃を行い改良工事が完了します。

 

 

改良完了後は基礎工事。

基礎工事では住宅の位置出しを行い、基礎作りの為に丁張（高さと位置出しの控え）を作成します。

 

 

丁張と改良の高さに合わせて床掘（掘削と砕石敷き・転圧）を行います。

 

 

床堀で基礎底の形を作成して防湿用のフィルムを敷くと、外周にシートの押さえ兼、型枠を立てる下地のコンクリートを流して捨コンクリート工事の完了。

 

配筋前に基礎の墨付け（位置出し）を行います。

配筋工事では、基礎の骨組みを作成。

 

 

基礎土間では決められた15cmピッチで鉄筋の設置を行い、住宅の土台を受ける位置には立ち上げの骨組みをします。

 

 

基礎内の通り道（人通口）や配管を入れる為に加工した鉄筋周りには補強を入れて行きます。

 

 

基礎の骨組み工事が終わると配筋の検査を行い、図面通り鉄筋が入っているかの確認を行い合格するとコンクリートを流し込む工事の始まりです。

コンクリートの打設工事はベース（基礎の底面）の打設と、立ち上り（住宅の土台を受ける所）の打設を行います。

 

 

ベース工事ではたくさんのコンクリートを工場からミキサー車で運び、ポンプ車で基礎に流し込みます。

 

 

外周の厚みが出る所にコンクリートを流し込み、振動を掛けながら広い面を打設して乾燥しきる前には、コテ（平らにならす道具）で基礎のベースを仕上げベース工事の完了です。

 

 

乾燥後は型枠を組足して住宅と繋ぐアンカーボルトや高さ基準の設置、チェック完了後は立ち上りの打設を行います。

 

 

ベースと同様に高さ基準に合わせてコンクリートを流し込み打設完了後は、水平を出す為のレベラーを流して立ち上がりの打設工事完了です。

 

 

乾燥後は型枠を外して玄関土間の断熱設置と下地の打設を行い、枠バラシ完了後は外周の埋め戻しを行い基礎工事が完了します。

 

 

基礎工事完了後は上棟に向けて床下や外周の配管設置や住宅の床面（土台）の設置、材料入れや足場組をして上棟の準備を整えて行きます。

 

 

 

土岐市で住宅の新築建て替え工事をしている

ワダハウジング和田製材株式会社

・二級施工管理技士

・福祉住環境コーディネーター2級

植松達矢