2023.03.08
新築の住まい作りでは、上棟後に造作、床や壁・天井、棚など、様々な物を組み立てて、住まいの形を造り上げていく、造作の工事を行います。
今回は、造作の様子を一部、紹介して行きます。
上棟が終わり1週間程は、その後の作業に向けて準備を行います。
新築の住まいを作る時に行う内容としては、柱や梁等の木材を固定する金物の取り付けや、窓(サッシ)の取り付け、造作工事で物を止める為に使う下地等を入れて行きます。
住まいの強さに繋がる金物の設置完了後は、検査機関が図面通りに金物などが設置されているかの確認を行い、無事に合格すると次の工事に進みます。
検査完了後は、外部の防水紙の施工や、内部では断熱材の設置作業が始まります。
断熱材の工事は、柱や間柱等の木材の隙間に合わせたサイズの密実なグラスウールを、住まいに合わせた長さでカットしながら隙間に差込み設置して、上から防湿気密用のフィルムを施工します。
断熱材を確りと入れる事で、熱が逃げにくい快適な住まいの環境作りをしています。
断熱材の後は、無垢床を貼る工事が始まります。
無垢床は、床の幅に合わせて割付を行い、木の伸縮等で割れない様、隙間材を挟み一枚ずつ職人が貼っていきます。
少しの隙間を開けても、サネと言う凹凸の加工同士が噛み合う事で、剥がれてこない様な形になっています。
貼り具合に合わせて、養生(保護材)を敷き無垢床工事が完了になります。
無垢床の工事後は、壁などの造作工事を行って行きます。
じっくりと新築の住まいが出来て行く造作、完成に向けて壁や造作家具作り等、安全作業で行って行きます。
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植松達矢
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