2022.12.30
こんにちは、総務の篭橋です。
今回は、木の良さについてお話したいと思います。
木といえば、私たちがおススメしているのが無垢の木!
無垢の床材(フローリング)に裸足で歩くと何とも気持ちがいいのです。
無垢の木と一言でいってもどんな木があるの?
いろいろと種類はあります。
無垢材の種類は、広葉樹と針葉樹のふたつに分類することができます。
広葉樹は、オーク、チーク、ウォールナットetc。
針葉樹は、スギ、ヒノキ、パインなどがあります。
一般的に内装材に用いる広葉樹は、重く硬いのが特徴で、強度があり傷が付きにくいといわれています。
そんな無垢材の魅力はというと
天然木の温かみや自然の風合い、柔らかい肌触りなどが魅力。
フローリングの床材としても人気が高いです。
複数の板を貼り合わせて仕上げる複合フローリングとは違い、加工に接着剤を使っていないという特徴もあります。
無垢材はその自然の風合いや柔らかい肌触りのほかにも、調湿作用で空間を快適に保ってくれるというメリットもあります。
無垢の木の良さがよくわかるのは床材(フローリング)になります。
床材の上を裸足で歩くとほんわかと暖かく気持ちいいですよ。
気持ちいいだけではなく健康にもいいのです。
老後も元気に暮らしたいのなら、木の家をおススメします。
唐突ですが、ご存じですか?
平均寿命と健康寿命の違い!
「平均寿命」とは、年齢別の推計人口と死亡率のデータから推定したその年の0歳児の平均余命の事をいいます。
日本の平均寿命は、医療水準の向上や生活習慣の改善で伸び続けています。
その一方で
「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」
これが、「健康寿命」といいます。
そして、「平均寿命」と「健康寿命」の差は
「日常生活に制限のある不健康な期間」
を意味します。
平均寿命には、「悪性新生物(癌)」「心疾患」「脳血管疾患」などによる死亡率の改善が必要です。
平均寿命が延びても寝たきりの生活を送っている方も少なくありません。
人生の最後まで健康に過ごす為には、健康寿命を延ばす事が重要になります。
身体機能の低下や認知症などの予防を考えると、生活習慣や家の環境など、個人で調整も可能なので、とても重要な部分ですね。
さて、木の家は老後も元気に暮らす事が出来るのか?の話にもどります。
コチラ、木の家と健康を科学するプロジェクトの団体が実験をしています。
木の効果はいろいろとありますがその中で私が特に気になったことは
「木の成分が与えるリラックス効果」です。
こちらご存知でしょうか?
リラックス効果がある木の家に暮らすと気持ちが落ち着く時間が多く持てるようになります。
匂いや香りなどは、人の感情や本能、記憶をコントロールする大脳辺緑系に作用し、さまざまな影響を及ぼします。
たとえば、ほのかな「木の香り」には心身をリラックスさせる効果があり、不安や緊張、イライラなどといった不快な気分を和らげる働きがあると言われています。
これは木から揮発する香り成分であるセスキテルペン類によるものです。
セスキテルペン類は、ある種のアロマオイル(精油)に多く含まれ、アロマテラピーではとても重要になっています。
その効果として、呼吸数の減少、血圧や脈拍の低下、さらにはゆったりと気分の落ち着いたときに現れる脳内のα波の増加が報告されています。
セスキテルペン類は自律神経系に作用することで自然な眠りを誘い、ストレスを癒すなど、人の健康に好ましい影響を及ぼすことが科学的に明らかになってきています。
木の家と木を使ってない家では、4倍もやすらぎ効果に差が出るそうです。
木の家は、最大で4倍の香り成分を発しています。
ちなみに、香り成分は夏に多くて冬は少なめだそうです。
香り成分は湿度の影響を受けるので、このような結果になるそうです。
そして、木の家は築年数による香り成分の減少は確認されず、部屋の中の空気に含まれる木の香りが維持される結果も出ていました。
木から揮発する香り成分であるセスキテルペン類が半永久的に発生するそうです。
よって木の家に暮らすと落ち着く時間が持てるのですね。
これから家を建てるなら木の家を是非建ててください!
落ち着く時間が持てる木の家で暮らす事は、ストレス社会で生活している私たちにこそ必要だと思います。
ストレスはすべての病気の始まりといわれています。
少しでもストレス緩和になり病気にかかりにくくなればと思います。
またストレスと密接に関係のある睡眠についてのこと知っていますか?
「良い眠りと悪い眠りの体への効果」こちらも木の家に暮らすと睡眠の質が上がると報告されています。
睡眠には深い眠りの「ノンレム睡眠」
浅い眠りの「レム睡眠」
と2種類あります。
人は一晩にノンレム睡眠とレム睡眠を4~5回繰り返すそうです。
ノンレム睡眠には1~4段階があり、第3段階以上が深い眠りだそうです。
深い眠りの第3段階に入ると脳も体もしっかり休めるそうです。
この時が「ぐっすり寝た」と満足する状態のようです。
成長ホルモンは、睡眠中の夜10時~夜中の2時まで盛んに分泌されます。
これは「成長」だけでなく「細胞の修復」や「疲労回復」にも役立ちます。
又、皮膚や細胞の再生にかかわる「ターンオーバー」もこの時間に行われます。
なので、この時間を女性にとって聞き捨てならない「美肌のゴールデンタイム」と呼ばれたりするんですね。失礼しました、男性も美容にはこだわっていらっしゃいますよね。
ぐっすり眠れた翌朝に、肌のハリや艶がよくなったと感じるのは、質の高い睡眠が「成長ホルモン」を充分に分泌してくれた証拠となります。
という事で、木の家と健康を科学するプロジェクト(九州大学 農学研究院、近畿大学、福岡女子大学、安成工務店、トライ・ウッド)が実験された、木の家と非木材の家とで比較した資料です。
実験結果(8時間の睡眠中の各睡眠段階の合計時間)
木の家は、深い眠り(睡眠第3段階)は36分多かった!
木の家は、浅い眠り(レム睡眠)は18分少なかった!
という結果になっています。
木の家では、非木材の家と比べて事件期間中快適な温度や湿度が保たれていた事が良質な睡眠に繋がったようです。
木の家は、非木材の家に比べて36分間も深く眠れる!
さらに、浅い眠りが少なかった18分間を足すと…
合計54分間、睡眠の質が違ってきます。
たかだか54分と思いますが、睡眠は時間ではなく質が大事と言われています。
やはり、普段忙しい毎日を過ごしていると思います。
だからこそ、限られた時間の中で睡眠の質、睡眠サイクルを上げて、肌のハリや艶がよくなったと感じていただきたい。
「細胞の修復」や「疲労回復」にも役立てていただきたい。
これらのことで木の家に暮らすと睡眠の質が上がることがわかっていただけたと思います。
また木の家は認知症の予防&改善に効果があるのではないかといわれています。ご存知でしょうか?
高齢者施設を利用する高齢者8名(平均年齢78.1±7.3歳)を4名ずつ、木の家と非木材の家に分けて、3ヶ月生活してもらい、家の違いによって認知機能の変化を調べました。
結果は、木の家は、非木材の家に比べて4名中1名の認知機能改善がみられた!
認知得点16点から25点になり、正常値になった!と報告されています。
人の大脳辺縁系の中にある「海馬」は記憶をコントロールしています。
嗅覚は海馬に直接信号を送る感覚といわれています。
海馬での神経細胞を促進する事で、認知機能が改善した事もあるそうです。
木の香り成分セスキテルペン類によって効果が得られた可能性が高いそうなのです。
このような結果から、木の家に暮らすと認知症予防に効果がある可能性が高いといわれています。
また、学校などの学び舎を木の建物にするといいと文部省などが推進しているそうです。
木造校舎あるいは内装を木質化した鉄筋コンクリート造校舎では、冬期のインフルエンザによる学級閉鎖率が低く、インフルエンザの蔓延が抑制される傾向が見られるそうなのです。
この ことは、木質空間の暖かさや木の抗菌性に加えて、木の吸・放湿性能も寄与しているものと考えられるといわれています。
また、校舎の内装を木質化すると、心理・情緒・身体面において様々なメリットが得られると言われています。
加えて、木の床は結露しにくいので、コンクリート製のものに比べて転倒の危険性が少なくなります。
このような理由から、注文住宅で木の家を建てるのでしたら、床材は木のほうがダントツにいいのでは、とくに小さい子供がいるご家庭でしたら、木の家の床材選びもしっかりと行う方がいいのではとおススメします。
特に「無垢(むく)材のフローリング」をおススメします。
理由は 5つあります。
床材は家全体の印象に与える影響が非常に大きいのです。
ぜひ木そのものの色目・木目を楽しんでください。
床材は、家の中でも常に人に触れている唯一の内装材です。
自然塗装で仕上げられたものがお勧めです。
肌にやさしくより気持ちがいいです。
有名な実験があるのですが、木の箱で飼ったマウスの親子が、鉄やコンクリートの箱で飼ったマウスより健やかに育っていったという実験です。
家の断熱性能がある一定の基準をクリアしていれば床暖房不要です。
木材とはそれそのものが「断熱材」なのです。
木の取手が付いたフライパンを思い浮かべるとわかりやすいと思います。
ブラックウォルナット、ネシアチーク、アカシア、クリ、ナラ、ヒノキ、パイン、スギ・・・など、様々な自然の木目・色目の美しさは見ているだけで楽しくなってきますよ。
これらは、合板のフローリングにはない、無垢(むく)材ならではの魅力になります。
木の家をおススメすると、
「木の良いことはわかるけど・・・木を切ることで環境破壊にならないの?」と、木の家づくりに躊躇される方もお見えになると思います。
確かに、そのようなことをやっていた国や地域がありました。
でも今は見直されてきています。
計画的に植林をして、間伐をして(間伐材も”おハシ”などで利用されています)、建築資材として育てられています。
また、木は空気中のCO2(二酸化炭素)を吸収し木自身の内部に固定します。
しかも、製材されて建築資材になっても、ずっとCO2を固定し続けるのです。
つまり、「木造住宅が増えると、CO2をずっと内部に固定し続ける木材が、増え続けていくこと」になるので、木造住宅が増える=CO2を固定した森林を増やす
という式が成り立つことになります。
このことからわかるように、木造で新築の家づくりをすることは、持続可能性のあるエコなことなのです。
地球環境のためにも、木での家づくりは必要なのです。
このように思うのは、私たちワダハウジングが材木屋から始まっている事と関係しています。
木に対するこだわりは強いです。
製材所としてのプライドもございます。
また、湿気などの結露対策にも木の家はいいのです。
結露を防ぐ3つの重要なポイントは、
1.換気
2.除湿
3.断熱
こちらが結露を防ぐ3つのポイントといわれています。
特に雨の日に効果が高いのが2.の除湿です。
じゃあ除湿器を動かせばいいの?
もちろんそちらも大変有効なのですが、除湿器に頼るばかりではありません。
ズバリ木の家を建てる事です!
木の家は雨の日でも快適に乗り切る事が出来ます!
ジメジメな雨の日にも効果があります。
木に調湿効果があります。
空気中に水蒸気が少なければ自ら放出します。
空気中に水蒸気が多ければ自ら取り込みます。
そう、木は除湿機能を備えているのです。
という事で、木の家と健康を科学するプロジェクトが実験をしました。
夏と冬で、人が寝ている時の部屋の温度変化を調べた結果
木の家は、平均72%の相対湿度を保っていました。
(木の家の平均相対湿度:72%、非木材の家の平均相対湿度:83%)
木の家は、非木材の家に比べて、除湿効果があり、相対湿度が約10%低くなる!
木の家のほうが、非木材の家に比べて湿度が低く保たれていたのです。
また、非木材の家では時間が経つごとに湿度が急激に高くなる傾向があります。
木の家でも湿度は少々高くなりましたが、非木材の家ほど急激ではありません。
このことによって調湿効果(除湿機能)がある事が分かりました。
木の調湿作用によって、室内の湿度が一定の範囲内に保たれることは、家の快適さに繋がります。
よって…
木の家は雨の日でも快適に乗り切る事が出来るんです!
木の家なら雨の日を快適に過ごせます。
皆さま、家を建てるなら木の家を建ててください!!
ワダハウジング和田製材株式会社
篭橋和子
家づくりは人生のうち一度あるかどうか。
どんな家がいいか、お金のこと、土地のことなど、わからないことだらけなのが当たり前です。
みなさん同じです。そういった場合は、まず専門家に聞きましょう。
ご来店またはホームページ、インスタDMなど、
お客様の使いやすい方法でご質問ください。
私たち住まいのプロが、お客様の疑問や不安に正直にお答えいたします。
しつこい営業は致しませんので、その点もご安心ください。
家を考え出す時は、まずは、イメージやデザインから興味を持たれる方が大半です。
しかし、家はイメージだけで決めてはいけません。
健康に快適な毎日を過ごすための確かな品質があってこそのものです。
健康で豊かな暮らしができる家を建てる為に、知ってて良かったと言われる知識を盛り込んだ資料をプレゼントいたします。
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