こんにちは!
ワダハウジングの纐纈です。

多治見市で冬暖かく夏涼しい住宅を造るならワダハウジング

住宅の構造や骨組みには建築基準法という法律があり、そこに最低限守るべき基準があります。
私達住宅に携わるものはこの基準をクリアする事が義務付けされています。
ただし、木造住宅の場合、2階建てまでなら簡単な計算で済んでしまいますが…

そんな中で、断熱や省エネルギーに関しては、住宅に法律的な規制はありませんでした。
ビルや商業施設には依然よりあったのですが、2021年4月より省エネ性能説明義務化が始まりました。

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しかし、これは省エネに適合する住宅かどうかの説明の義務化だけです。
省エネ住宅に対しての義務化ではありません。
まだまだ、多くの住宅が経験や勘で建てられています。
計算など全く行われていません。

このような住宅は冬寒く、夏暑く、不快で健康に悪く、限りあるエネルギーを大量消費してしまいます。

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日本の断熱性能は世界から見るとかなり低水準です。
2022年10月より断熱等性能等級の6と7が新設されてやっと世界と同水準になりました。
しかし、折角新設された等級6と7に対して数字目標や達成に向けてのロードマップなど一切ないのが気になります。

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上記画像はYKKapさんより

断熱等性能等級の他に一次エネルギー消費量等級も新たに等級6が設定されました。
一次エネルギー消費量等級とは住宅性能表示制度における省エネ性能になります。
こちらも、数字目標や達成に向けてのロードマップなどみあたりません。

これは、「構造(住宅の骨組み)で人は死んでも、断熱で人は死なない。」
こんな考えがあるのでは?と思ってしまいます。

しかし、実際には逆です。
断熱不足による死亡者は年間1万9000人もいます。

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ちょっと古いデータですが、厚生労働省のグラフです。
冬に死亡率はどんどん増加しています。
これこそが、断熱不足によるヒートショックが原因です。

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では、冬に暖かくて夏涼しい住宅を造るには何が必要か?
答えは簡単です。

断熱の計算をする事!

これに尽きます。

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住宅は工場で製品を造るわけではないので、試作やテストが出来ません。
大手のハウスメーカーなどは工場でテストしているようですが、実際の環境とでは条件が違うので一概にその通りになっていないようです。
そのような理由から計算が重要になります。

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計算結果が間違っていないか検証をすることも大事です。
完成後に住宅の温度測定をする。
実際のお客様の家で行えればいいのですが、なかなか難しい部分もあります。
弊社の場合ですが、モデルハウスで測定して体感して検証をしています。

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冬に暖かく、夏に涼しい住宅を造るには断熱の計算が欠かせません!

2025年より省エネ適合義務化が始まります。
私としては、義務化になる前からしっかり計算された冬に暖かく、夏に涼しい住宅が増え、ヒートショックによる死亡者が減少することを切に願っています。

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ワダハウジング和田製材株式会社
・一級建築士
・一級建築施工管理技士
・省エネ建築診断士(エキスパート)
・既存住宅状況調査技術者
・一般社団法人みんなの住宅研究所会員(会員番号:200019)
纐纈和正

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