2022.09.03
こんにちは。
お客様サポーターの三浦です。
このブログをご覧いただいている皆様は注文住宅をお考えの方も多いかと思います。
私の日々の業務は営業です。
住宅業界に入って現在までの間に1600組以上の方とお話をしてきました。
ここではその中で多くの方から頂くご質問やご不安事に対して私が行っているアドバイスをお伝えしていきます。
持論満載ですので共感できる部分、できない部分があるかもしれませんが、少しでもお役に立てて頂けると嬉しいです。
さて現在お送りしているお金の話。「総額でいったいいくら必要になのか不安です」というご質問についてです。前回は【付帯工事費】についてでした。今回は【諸費用】についてです。
【諸費用】‥建物本体、付帯工事以外に必要になる経費全般
諸費用は建物工事や付帯工事、土地費用とは別に必要になる経費の事です。
自動車を買うときなんかでも税金や自賠責などの諸費用が必要になったりしますよね?
種類としては大きく分けると【登記費用】【住宅ローン費用】【火災保険料】などがあります。
ではこちらを一つ一つ確認していきましょう。
【登記費用】‥建物及び土地に権利を設定する為の費用
こちらは大きく分けると表示登記と保存登記の2種類あります。(住宅ローンを利用の方は抵当権設定登記、土地購入の方は所有権移転登記などさらに必要です。こちらはまた別の項目でご説明します)
【表示登記費用】…対象不動産に対し物理的に現状を明らかにする為の登記になります。土地登記簿謄本の「表題部」に以下の項目が記載されます。所在、地番、地目、地積、地番、家屋番号、種類、構造、床面積など。
【所有権保存登記費用】…所有権が設定されていない不動産に対し最初に所有権を設定するための登記。例えば建物が新築された場合などは所有権が付いていない不動産になります。その為、保存登記が必要になります。
※住宅ローン利用の場合
【抵当権設定登記】…債務者がローンを返済できなくなった際に備えて、その不動産を担保にして対象金融機関が優先的に弁済を受ける権利を設定すること。
※土地購入を行う場合
【所有権移転登記】…売買不動産に先行して所有権が設定してある場合に移転を行う費用
【住宅ローン費用】‥住宅ローン利用の際に必要になる費用
こちらは【保証料】【手数料】【団体信用生命保険料】に分けられます。
【保証料】…住宅ローンを利用するために必要となる諸費用。債務者が返済できなくなった場合に金融機関が保証会社に代わりに弁済してもらう為、保証会社と保証契約を結ぶ費用。昔だと住宅ローンを利用する際は再利弁済の為に保証人をたてていましたが現在は保証会社の保証が一般的になっています。一般的に借入金に対し2%前後が多いです。また保証料が無料の住宅ローン商品もありますがその場合下記の手数料の金額に気をつけてください。
【手数料】…銀行融資に伴う事務手数料。金融機関により異なりますが5万円~10万円程度が多いです。上記のような保証料が無料という場合は借入金額に対し2%前後の設定がされている場合が多いです。
【団体信用生命保険料】…債務者が高度障害もしくは死亡した場合に代理弁済を行う為の保険料。一般的には住宅ローンの金利に保険料が含まれる為、追加金額は必要がありません。がん保障や8大疾病保証などの商品もあり利用する場合は金利に0.1~0.3%程上乗せがあります。健康状態がよくなく保険に加入できない場合、取り組み出来る住宅ローンが極めて少なくなります。
【火災保険料】‥取得住宅に対しての保険
こちらは大きく【火災保険】【地震保険】【家財保険】に分けられます。
【火災保険】…取得住宅に対して設定する保険。強制ではありませんが住宅ローン利用の場合は必須のケースもあります。火災保険はプランによって保険料が異なるため、必要なプランをよく検討する必要があります。またこちらの火災保険には水害や落雷なども含まれるケースが多いです。なお、一括で入れる期間は10年間が最長になります。
【地震保険】…所得住宅に対して設定する地震保険。地震が原因での火災や損害については上記の火災保険では保険金が取得できません。その為、地震保険は付保することをおすすめいたします。注意点としては火災保険の契約金額の半分までしか金額の設定ができないことと、5年更新が最長になることです。
【家財保険】…建物に付随する家財に設定する保険。上記の保険では建物に関しての保険金は取得できますが家財についての保険金は取得できません。家族構成や地域にもよりますが平均で戸建ての家財は700万円程度あると言われています。高額になるケースが多いですが万が一の際に備え加入されることもご検討ください。
今回は【諸費用】についてご説明してきましたがどうでしたか?建物価格や付帯工事以外に諸費用も予算として見込んでおくのを忘れないように注意してください。登記費用はローンの組み方によって減税が受けれなかったり、住宅ローンは事前審査後でないと正確な保証料や手数料がわかりません。きちんと順序を踏んでしっかりと金額を把握していきましょう。
もっと詳しく知りたい方は下記URLよりご相談、お問合せください!
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★お悩み相談室の過去リンク★
「住宅探しってなにから始めたらいいのかが分からない」
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宅地建物取引士(岐阜)第009743号
三浦啓輔
家づくりは人生のうち一度あるかどうか。
どんな家がいいか、お金のこと、土地のことなど、わからないことだらけなのが当たり前です。
みなさん同じです。そういった場合は、まず専門家に聞きましょう。
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