2024.04.21
注文住宅の上棟完了後は屋根工事の開始です!
屋根の工事は横向きに敷いたルーフィング(布の染み込んだゴム材)を縦に板材で押さえます。
その上へ平行に瓦を止める長い木材(瓦棒)を止め付けていきます。
屋根に敷かれたルーフィングの角は水切れを良くする為に板金を取付て、後から付けるトイに水が入りやすくなる様に準備。
瓦棒の下に材料を挟み隙間を開ける事で瓦の隙間などから入る、雨水等を水上から水下へ排水できるようにしています。
瓦棒を打ち終えると、住宅の一番上に換気で使う部材を設置。
この材料は軒先に取り付けた換気部材からタルキ(屋根下地の木材)の隙間を抜けて来た熱い空気を住宅の棟(一番高い所)で抜く材料になります。
屋根の通気を取る事で屋根合板が乾燥し、熱を軽減できる状態を作る事で屋根がより傷みにくくなります。
瓦棒を留め付けながら下屋や谷などの水が多く流れる所には、板金で出来た役物を付けて防水層を補強。
瓦棒や板金などを止め終えた所で屋根にたくさんの瓦を上げて行きます。
瓦上げが完了すると水下から水上へ瓦を並べて行きます。
配り終えると職人が1枚ずつ釘で瓦棒に留め付けながら横から上へと順番に固定。
角の繋ぎ目を噛み合わせながら固定する事で強固に固定されて取れにくくなります。
角や斜めに取り付ける位置の瓦は専用の道具で割り、コーキングも使用して雨漏りのないように取り付けて行きます。
この時下から3枚目ぐらいの瓦を止める時には、固定用の釘で雪止めの金具を一緒に固定。
この金具に雪が引っかかり勢いを止める事で、重量のある雪が直接落ちてくる落雪の事故を防ぎます。
重要なのは地域に応じた積雪の基準を加えた構造計算で、住宅の屋根上に多く雪が乗っても持ちこたえる強さにする事です。
少ない地域では溶けて落ちる為、雪止めを付けますが、設置しない地域も。
積雪量の多い地方などでは屋根の角度を強くして、雪止めを付けずに落として住宅が重さで潰れない様にする地域もあります。
雪止めや平瓦を止め終わると角に付ける役物、袖瓦の防水処理をして下から順番にコーキングを付けたネジで止めて行きます。
ある程度終わると棟瓦を留める為の下地を金具で浮かして固定。
防水材を挟みながらコーキングを塗ったネジで棟瓦を留めて防水の補強。
最後に屋根に付いた粉などの汚れを落として工事完了になります。
住宅を雨や風などから守る瓦の工事。
瓦の屋根は1枚ずつ職人が釘で止めているので簡単には取れない丈夫な仕組みになっています。
瑞浪市で瓦を使った屋根の注文住宅を建てるなら!
ワダハウジング和田製材株式会社
・二級施工管理技士
・福祉住環境コーディネーター2級
植松達矢
2022.02.24 初稿
2024.04.21 改修
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