2023.09.05
こんにちは。
インテリアコーディネーターの西山でございます。
「広い注文住宅」憧れますよね?
そんな注文住宅の広さについ考えてみましょう。
目次
「大空間がいい!」
住宅のCMでよく聞くワードです。
広い部屋・・・
憧れますよね。
広ければ、何でもできる!
例えば、ウォークインクローゼットをショップのように、少し空間を開け飾るように片付ける。
寝室以外に書斎のようなプライベート空間を設ける。
等々あったら嬉しいような空間を作る事が出来ます。
ですが、使えるお金はある程度決まってませんか?
広いという事は、それだけお金も必要です。
新築注文住宅を手に入れても、ローンが返済できない等、生活が成り立たなければ意味がありません!
希望が「広いキッチン」と言われる時があります。
・家族、全員でキッチンに立つ
・ホームパーティーをよくする
・来客された方が一緒にキッチンに立つ
・車椅子を使用する方がキッチンを使う
などが上げられます
・SNSなどで見て素敵だった
・なんとなく憧れ
など具体的な使用方法がない場合は、一般的なサイズをオススメします。
この場合、「広い」は2つの意味があると思います。
・キッチン本体が大きい
・部屋名がキッチンと表現される場所が広い
ただ、一言「広い」でも色々な意味で受け取れます。
まず、ここを明確にしましょう。
そして、前者のキッチン本体が大きいは、注文住宅で想定されるようなサイズであれば、建てられる方が「これ!」と思うサイズでいいと思います。
問題は、後者。
その理由は、次でじっくりお伝えしたいと思います。
以前、キッチンスペシャリストの方のお話を聞く機会がありました。
キッチンの相談会を行ったそうです。
「うちのキッチンなんか疲れるの・・・料理するの嫌いじゃないのに・・・」
という声を沢山聞いたそうです。
理由は様々ですが、共通点がありました。
それは、歩数が多くなってしまう配置
覚えている限りで、キッチン周りの間取りを書いてもらう。
位置関係を把握した上で、お話を聞くと問題点が明確になる。
とある方には、冷蔵庫を買い替えましょう!
その新しい冷蔵庫の開き方はこちら向きに開くのにしてください。
とアドバイス。
後日、お礼のご連絡を受けたそうです。
具体的には、キッチンに立った時に、右後ろに冷蔵庫という位置関係。
冷蔵庫の吊元が右。
※吊元とは、扉の軸側。開かない方側
すると、冷蔵庫の正面まで行かないと中身が見えません。
これで、1歩違います。
1歩ぐらい大差ないと思いますよね?
考えてみましょう!
往復で2歩。
1回の食事を作る為に、何往復するでしょうか?
キッチントライアングルという言葉をご存知ですか?
シンクとコンロと冷蔵庫の3点。
この3点の和が360cm~600cmになるのが理想と言われます。
ですが、このサイズ日本だけのサイズではないのです。
なので小柄な日本人の理想は500cmぐらいまでです。
数字を言われるとよくわからないですよね。
後ろの物を取るのに1歩半!
これだけ覚えてください。
コンロで火を使っていて、何かが欲しいと思った時に数歩、歩いて取って戻って・・・
私は・・標準サイズにします。
最近は、生活感を出し過ぎないという事が流行っています。
SNSの影響だとは思いますが・・・
それで、キッチンの横に大きいパントリーを設け、その中に冷蔵庫をはじめとする生活感が出やすい物を入れる事があります。
今まで述べたように、歩数が増える可能性が高いです。
どちらを優先されるかは、使う人が思う優先度に従うべきだと思っています。
ぜひ考えてみてください。
理想だけで間取りを作成すると、広くなってしまいます。
それは、当然だと思います。
でも、そこにジレンマが生まれます。
例えば、トイレ。
2階建ての注文住宅なら2か所。
平屋建ての注文住宅なら1ヶ所。
住まわれる人数にもよりますが、このような場合が多いでしょう。
トイレが近いと嬉しい部屋があると思います。
寝室、脱衣室(浴室)、玄関などなど。
もちろん全て叶えるのは、難しい。
単純に、優先度の高い部屋の近くにします。
極端な考え方かもしれませんが、30帖の部屋を挟んだ先。
6帖の部屋を挟んだ先。
同じ隣の隣です。
離れていても、畳数が小さければ近くなります。
例えば、新築注文住宅より前のアパートの方が楽だった。
なんて思う事もあるかもしれません。
それは、「動く距離が短くて済む」が一つの理由に上げられると思います。
でも、収納が少なくて入りきらず、物が散乱してしまう。
なんて事も起きるでしょう。
この程よいサイズを狙うのも考え方の一つではないでしょうか?
新築注文住宅なら、理想に近づける事は簡単です。
ぜひ、自分達が暮らしやすい自分達だけの新築注文住宅を手に入れてください。
ワダハウジング和田製材株式会社
・インテリアコーディネーター(171085A)
・ライティングコーディネーター(6202090)
・照明コンサルタント(425046-27)
西山志津江
家づくりは人生のうち一度あるかどうか。
どんな家がいいか、お金のこと、土地のことなど、わからないことだらけなのが当たり前です。
みなさん同じです。そういった場合は、まず専門家に聞きましょう。
ご来店またはホームページ、インスタDMなど、
お客様の使いやすい方法でご質問ください。
私たち住まいのプロが、お客様の疑問や不安に正直にお答えいたします。
しつこい営業は致しませんので、その点もご安心ください。
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