2020.07.22
広島県在住のAさんは、今回新築の購入を検討することにしました。
そこでインターネットを見ていると、希望エリアに2,000万円で売り出しがされていました。実際に見に行ってみると、自分の希望通りの土地で是非買いたいと思ったAさん。
建物は別のチラシで坪単価30万円の建築会社で40坪のものを建てる予定なので、 2,000万円(土地代)+30万円(坪単価)×40(坪)=3,200万円。
希望通りの土地が見つかりAさんは大満足。
「さぁ、3,200万円払っていけるかな?」と考えながらAさんは2,000万円の土地を購入することにしました。
しかし、実際打ち合わせを進めていくと・・・・。
予算オーバーになってしまいました。なぜそのようなことになってしまったかと言うと、土地も建物にも諸費用がかかることを考えていなかったからです。
諸費用というのはどのようなものかというと、不動産所得税…
2,000万円の土地なら80万円前後が追加費用としてのってきます。
さらに、建物に関しても住宅ローンの事務手数料や登記費用といった諸費用から、外構工事費、屋外電気工事費、屋外給排水工事費といった負担が追加で必要となります。
これだけでも本体価格1,200万円の家なら200万円~300 万円がのってきます。
さらにシャッターや2階のトイレなどオプションをつけたり、地盤調査の結果、補強工事が必要だったりすれば、さらに追加で100万円以上かかることも珍しくありません。
そんなこんなで、総費用3,200万円だったはずが、ふたを開けてみると、総費用が3,700万円になってしまいました。
そこでAさんは結局、予算不足を解消するために外構費用を削らざるを得なくなり、外構なしのさびしい家で我慢することになりました。
一見、希望の土地が見つかり、ちゃんとそれも HP 上だけで判断せず直接見に行き、大きな問題はなさそうに感じられます。
しかしここで見落としていたのが、価格表記の罠です。
それを踏まえて、正しい土地の予算の考え方について、次にご紹介させて頂きます。
Aさんの事例において、原因は大きく2点あります。
1点目 事前に予算を明確にしていなかったこと
2点目 諸費用等が追加でかかるかの確認をしていなかったこと
1点目ですが、予算は必ず事前に組むことをお勧めします。しかもそれは、ある程度余裕を持った予算です。理由は簡単で、ローン返済に追われるマイホーム生活をおくるのを防ぐためです。
せっかく建てるマイホームなのだから、少し頑張って予算を捻出したいという気持ちもあります。ただその場合、いざ引っ越しをした後はローン返済に追われる日々です。
予算を明確にしないまま打ち合わせを進めていくと、たとえ想定より費用がオーバーした場合でも
「ここまで日数かけて打ち合わせしたし…」
「じゃあここの部屋を小さくしますっていうのも嫌だしな…」
といろいろな心理ハードルが出てきます。
そうならないためにも、事前に予算を明確にしておくことが重要になります。
2点目ですが、諸費用の確認は必ず行いましょう。
実は、販売価格の表示に法律はありません。
つまりは、販売価格として表示されているのは、諸費用込で表示されているものもあれば、単純にその「モノ」のみの価格を表示している場合もあります。
また、その諸費用というのも土地の状況などによって大きく変化します。具体的な諸費用は挙げだしたらきりがないため、実際住宅会社等で資金計画をされる際
「どんな諸費用がかかるのか」
「あらゆる諸費用を含めた総費用はいくらになるのか」
以上2点は必ず確認することをお勧めします。もちろん、事前に予算を明確にする際も諸費用込で考えてくださいね♪
まとめ
❶ 住宅購入を考えるうえで、“余裕を持った予算”を あらかじめ決めておくようにしましょう。 ❷ 表示されている価格を鵜呑みにせず、“諸費用”がいくらかかるのか、 その結果、総額がいくらになるかを必ず確認しましょう。
家づくりは人生のうち一度あるかどうか。
どんな家がいいか、お金のこと、土地のことなど、わからないことだらけなのが当たり前です。
みなさん同じです。そういった場合は、まず専門家に聞きましょう。
ご来店またはホームページ、インスタDMなど、
お客様の使いやすい方法でご質問ください。
私たち住まいのプロが、お客様の疑問や不安に正直にお答えいたします。
しつこい営業は致しませんので、その点もご安心ください。
家を考え出す時は、まずは、イメージやデザインから興味を持たれる方が大半です。
しかし、家はイメージだけで決めてはいけません。
健康に快適な毎日を過ごすための確かな品質があってこそのものです。
健康で豊かな暮らしができる家を建てる為に、知ってて良かったと言われる知識を盛り込んだ資料をプレゼントいたします。
お一組様1回限り、毎月5名様限定。
※プレゼントは、岐阜県土岐市・瑞浪市・多治見市・可児市・可児郡で建築予定の方に限らせていただきます。
This site is protected by reCAPTCHA and the Google
Privacy Policy and
Terms of Service apply.
Copyright©WADA HOUSING.